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第196話 ピッキング ページ32

【長い階段】
と言う事で、例の嘘の間があると言う長い階段に来た。
ここはレコさんが発見して、嘘の間もレコさんが見つけたそう。
階段の先には意味不明の自動販売機が置かれてる。
階段の中腹には嘘の間に繋がる扉。
カンナ「この自販機なんだろう…お金なんてないよね。」
七瀬「商品すら表示されてないし…上に200って書かれてんの気になる。」
カンナ「あっ!もしかして、メダルじゃない!?」
七瀬「あー…でも他人のメダル200枚って無理だろ。ここはスルーでいっか。」
カンナ「そうだね…。
嘘の間ってここ?」
七瀬「…らしい。」
階段の中途半端な位置に構える扉は開かない。
嘘の間の報酬クリアチップは、レコさんが言った通り6枚。
説明欄には『騙されるな。ウソにからめとられると死ぬ。』と書かれている。
うわぁ、やだぁ、予感当たってそう…どうか当たってませんように。
カンナ「開かない…注意書きの通り、誰か1人クリアした時点で閉店みたい。」
七瀬「うーん、困ったな…ドアノブに鍵穴あるし、ピッキングでもしてみるか。」
カンナ「あぁ、ぴっきんぐ…ピッキング!?」
カンナちゃんが驚いてる横で、私は髪からアメピンを2本抜き取って、鍵穴にぶっ刺した。
こう言う時のためにアメピン2本はいつも付けてたんだよね。
かちゃかちゃといじっていると、どうも犯罪臭がしてくる。
…良い子はマネしないでね。
カンナ「な、え、ピッキングなんてできるの!?」
七瀬「いや、孤児院で部屋の鍵失くす子多くてさ…ニャンチューブでやり方見て、しょっちゅうこじ開けてたんだよね。
あ、これ開けやすいヤツだ。」
カンナ「開けやすいヤツとかあるの…?」
かちゃん、と鍵穴と2本のピンが回って、嘘の間に繋がる扉は開かれた。
七瀬「うっし、開いた。」
カンナ「犯罪者みたいな手際の良さだったんだけど…」
七瀬「どうする?入る?」
カンナ「…やっぱり危なくない?ここに用はないし…でも、七瀬ちゃんの勘は侮れないし…」
うーん…と悩み始めたカンナ。
…まぁいっか。入ってなんかあったら、その時はその時だ。
七瀬「…じゃ、入っちゃえ!」
カンナ「えっ…!?ちょ、ちょっと…!」

第197話 嘘の間→←第195話 嫌な予感



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Valeria - 如月 霞梛さん» マジ( ^ω^ ) (2021年11月9日 16時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
如月 霞梛(プロフ) - マジで学校で髪切ったの?(*゚0゚*)スッゴッイ! (2021年11月9日 16時) (レス) @page45 id: dc74666ec7 (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - YONESAN7777 =)さん» ありがとうございます!最近は執筆がとにかく楽しくてめちゃくちゃ書いてるんで、楽しみにしててください!(´∀`) (2021年11月2日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
YONESAN7777 =)(プロフ) - いつも更新を楽しみにしております。無理せず頑張ってください! (2021年11月2日 22時) (レス) @page37 id: 16816748ce (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - せなっちさん» ありがとうございます!お大事に…╰(*´︶`*)╯ (2021年10月27日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Valeria | 作成日時:2021年10月3日 2時

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