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「A！！！氷帝に行くって本当なの！？？」
『え、あ、お兄ちゃん？本当だよ？』
「……ｯやだ！！お兄ちゃんやだ……Aと離れるなんて……。」
今目の前でこの世の終わりみたいな顔をしているのが私の兄、不二周助である。
『ま、まぁまぁ……家を出るわけじゃないし……。』
「それでもやだもん……。しかもなんでわざわざ氷帝なの？？青学じゃだめなの？？なんで？？ねえなんで？？」
こんなに焦っているところを見るのは裕太が転校すると知った時ぶりだ
外ではいつも落ち着いているであろうことは知っている
私達双子のことになると冷静でいられなくなるだけなのだ。
『私もそろそろ周助お兄ちゃんと離れないといけないかなっt』
「……Aは、お兄ちゃんのことが嫌い？だから避けようとしてるの？」
口を手で塞がれたと思えばそう口にするお兄ちゃん
下を向いていて表情は読めないが泣きそうな声。
私の口を塞いでいた手は力なく落ちていった
私はお兄ちゃんにすこぶる弱い
『……お兄ちゃん、私周助お兄ちゃんのこと大好きだよ。』
そう言った瞬間顔が上がる。
『でも、そろそろ私も自立しなきゃいけないと思ってるの。これまで沢迷惑かけてきたし』
「迷惑じゃない、！」
『……うん。ありがとう。けどね、これからは私がお兄ちゃんを支えられるようになりたいの。そのためにも、自分が成長するためにも少し離れようかなって』
「そ、っか……。うん、わかった。Aはお兄ちゃんのこと嫌いじゃないんだね、お兄ちゃんのために……。」
『お兄ちゃん、ぎゅー。』
「……！！いいの……！？」
『ん、あったかい』
久しぶりにこんなことしたなぁ。懐かしい。
本当はちょっとだけ寂しかったりする
いつも一緒にいたお兄ちゃんと離れるのはやっぱりちょっとだけ。
でも強くならなきゃ、いけないから。
「でも、何かあったらすぐに言うんだよ？無理はしちゃだめだ。僕は近くにいられないから、そうだな……あいつ達に話しておくか、でも……。」
『わ、わかった。』
お兄ちゃんはまだ何かゴニョゴニョ言っていたが聞かない。めんどくさい。
明日から新しい学校生活が始まる。
頑張らなきゃ。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2021年4月11日 14時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
真白 - とても面白いです。更新をお待ちしております。 (2018年11月18日 12時) (レス) id: f6986c40da (このIDを非表示/違反報告)
そらまる(プロフ) - 美樹さん» すみません、外し忘れていました。 (2018年2月20日 13時) (レス) id: fd812d1847 (このIDを非表示/違反報告)
美樹(プロフ) - これは二次創作ですので、オリジナルフラグを外して頂けませんか？ (2018年2月19日 14時) (レス) id: e536c968fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星乃 | 作成日時：2018年2月19日 10時
