小悪魔最年長 ページ13
【you】
『...やってしまった』
綾瀬めい、突然ですが捻挫しました
今日は朝から皆とダンスのレッスンをしていて今は丁度お昼休憩
6人はお昼ご飯を買いに行ってくれていて自主練したいと言った私はスタジオに残っていた
足首の腫れを確認してから私は部屋の端に座り込んだ
せっかく自主練の機会を貰ったのに、
菅田「めい〜練習進んでる〜?」
タイミング良く帰ってきた皆は私を見るなり何してんだこいつって目で見てくる
今野「お前自主練するからって言ってたくね?」
『それが負傷してしまいまして、』
怪我のことを伝えると案の定メンバーには怒られた
矢花「え、大丈夫なの?」
『大丈夫だけど大丈夫じゃない』
佐々木「何言ってんだよ」
克樹がどこから持ってきたのか不明の湿布を腫れた足首に貼ってくれた
中村「めい」
声がして顔を上げるとそこには悪魔の笑みを浮かべた嶺亜が立っていた
中村「無理した罰としてこのお菓子没収ね」
嶺亜が持っていたのは大光にこっそり頼んでおいた私の大好きなラムネ。
佐々木「ごめんばれたわ」
『それだけは許して嶺亜!!』
中村「ならこれあげる」
手のひらに置かれたのは鮭おにぎり。
うちの最年長小悪魔すぎでしょ
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作者名:ひな | 作成日時:2022年10月10日 21時