Samurai Girl (ページ11)

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同期のアイツとページ11

【TAIKO】

個人の撮影を終え自販機で適当に買ったジュースを持って楽屋に戻るとソファに寝転がるあやの姿があった。

因みにあやと俺以外は撮影や買い物に出掛けていて今はふたりきり

『お疲れ様』

「おう、お疲れ」

『何大人ぶってんの』

20歳になったし少し大人に振る舞ってみようとか考えたけどコイツにはそーゆーのすぐ見抜かれんだよな

ちょっとくらい許せ

『大光もう帰る？』

「仕事終わったしそのつもり」

そう答えるとめいはソファから体を起こして伸びをした

『やっと家帰って寝れる〜』

もしかして俺のこと待ってくれてた感じ？

『方向一緒だから一緒に帰ろうと思っただけ。勘違いしないでね』

「へぇ〜」

『うざ』

中々に辛辣だけど可愛いとこもあるな

こんなん本人に言ったらしばらく口聞いてもらえなくなるわ

『ニヤニヤしてないで早く帰る準備して』

「切り替え早すぎんだろ」

『そういえばダンスの振り付けで教えて欲しいことがあって…』

「今からめいの家で練習でもする？」

『いや私の家かよ』

．

菅田「青春だねぇ」

本高「青春とは」

2人のやりとりを見ていた侍たち。