【実況者】好きになるのはまだ早い【短編集】 (ページ16)

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もうチョコを渡すのは遅いようですページ16

※続きです

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世の中は一ヶ月ほど前からバレンタインの用意を始め、終わったかと思ったら申し訳程度の桃の節句、ひな祭りを挟みすぐにホワイトデーえとうつる。
我が国日本の元来から続く習慣は明治維新、文明開化とともに訪れた異文化によって失われつつある。

とかなんとか言っているが異文化をすべて否定する訳では無い。

『ただなぁ、あっちで確立したものを変えてしまうのはなぁ。それが多神教、多文化の日本らしいのかねぇ』

一昔前はこんなことは思わなかっただろう。純粋に全ての文化を受け入れその時のイベントを全力で楽しむ。あの頃に戻りたい、とかは思わないけどもう少し純粋な人間でありたかった。

「どちらにせよバレンタインとかなくても私はあいつにチョコやらなんやら作らなあかんのですけどねぇ」

どうせなら私は料理ができなければ良かったと思う。思ってしまう。

甘党な彼氏ならばケーキバイキングとか行きやすいけど(あちらの抵抗心は考えないものとする)、こちらが少しでも早く帰ってくると知ると頼んでくるのはどうかと。それでも作ってしまうのだが。

「料理スキルが上がったことを素直に喜べばいいんだろうけど…なんだろうこう、素直に喜べない感じ」

出し方のバリエーションの問題か？いつも夕飯後に適当に提供しているから面白味にかけるのか？

ならば今回はと、少し盛り方を豪華にして本来作らなければならない夕飯の方へとシフトチェンジしていく。

(少しでもあなたの喜ぶ顔が見たいから)

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ぐるさん関係ないwww

全員の解説は(言い訳)また後日