高嶺の華 〜2nd story〜

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こんなにも誰かの事で落ち込んだりしたの初めてかもってぐらいだよ。





それもこれも全部君のせいであって、


好きになってしまった俺のせいでもある。



でも好きな事は止められないんだ。




すげぇ好きだよ。




切ないぐらいに。




気づいたらずっと俺らしくもない弱音を心の中で零してた。




だから、今、君が目の前に来てくれてたことも気づいてなかった。



「佐野……さん？大丈夫ですか？」



心配そうに俺の顔を見る君は本当に愛おしくて堪らなかった。



玲「え、？あ、うん……大丈夫。」



「元気無いみたいに見えたので心配しました、」



玲「ふは、心配しすぎ。笑 大丈夫、大丈夫！」



心配する所とか優しい所とか……


本当に好きな所ばかり増えていく。



今だって俺の大丈夫の言葉を聞いて”良かった”って。



すると、Aちゃん、何かを思い出したかのように



「あ！」




って声出されたからビビったわ。



玲「え、？笑 急にどうしたの。笑」




「渡そうと思って忘れてました……これ、。」




そう言って渡された1枚の紙



後で見てください！って言われたけど




玲「すげぇ気になんだけど。」

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