Salt 7 ページ7
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今日は図書館行けへんなぁ…………。
でも、ちょうど良かったかも。
今、なんとなく中間先輩に顔合わせづらい。
部活やらなんやらで、みんながいなくなった教室でひとり、私は黒板を綺麗にしてた。
「身長考慮してや、�霤沈萓検�
最後の授業は、�霤沈萓犬辰討いη呂澆燭い弊萓犬如△泙”當未貿惺發い�ら黒板の上まで書くねんなー。
「消されへんし、あの馬」
「それ、�陲舛磴鵑里海函�」
「え？うわっ」
「何やねん、うわっ、って。貸せ。俺が消したるから」
振り返るとすぐそばに立っていたのは、重岡くん。
私の後ろから黒板消しを取り上げて、消し始めた。
重岡くん、結構背高いんや……。
大「何」
「え？」
大「そんな見つめんな。きもい」
「あ、ごめん………」
きもいきもいって………。
「好きやんなぁ」
大「な、何が？」
「きもいって言うの」
大「ああ、何やそれか」
紛らわし。
そう一言呟いて、また黙々と黒板を消し始めた重岡くん。
あれ？そう言えば、
「重岡くん部活は？」
大「忘れもん」
なるほどね。
忘れ物をして、戻って来ただけなのに、私が消しにくそうにしてたのを見かねて手伝ってくれたんや。
「重岡くん」
返事はない。
ま、そんなもんか。
「ありがとう」
わざわざ手伝ってくれたわけやし、お礼はちゃんと言わんと。
大「今日は……、図書館、行かんの？」
「え？」
大「淳太に会いに行かへんの？」
重岡くんが私にめっちゃ質問してる！((
珍しい。
「今日は日直やから、会いに行けへん」
大「何でひとりで日直してるん」
「重岡くんが、余計なこと日誌に書いたせい」
大「え、あー………」
心当たりはあるんや。
「黒板も綺麗になったし、戻った方がいいんちゃう？」
黒板消しをクリーナーにかけながら、そう言ったけど、返事はまたなし。
今日は、ことごとく無視やな〜。
「よし、出来た。って重岡くん？」
ずーっと、私のそばに立ったまま動かへん。
うわ、近。
近いと余計身長差があるって実感する。
「部活行かへんの………っ」
え。
何？
何が起こったん？
目の前には重岡くんの綺麗な顔。
唇に柔らかい感触。
大「ごめん」
それだけ言って、重岡くんは教室を出ていった。
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れもんぐらす(プロフ) - Cotton Candyさん» ありがとうございます！すみません、最後の最後までキュンキュンできるところがなくて……。最後までお付き合いありがとうございました！ (2017年1月23日 17時) (
レス) id: f176e7c170 (このIDを非表示/違反報告)
Cotton Candy(プロフ) - 完結おめでとうこざいます。最後の最後に重岡さんにキュンキュンしました笑 (2017年1月23日 15時) (レス) id: c22a377e50 (このIDを非表示/違反報告)
れもんぐらす(プロフ) - すぴんさん» ありがとうございます！そう言っていただけて安心しました笑 最後までお付き合いいただきありがとうございました！ (2017年1月22日 17時) (レス) id: f176e7c170 (このIDを非表示/違反報告)
すぴん(プロフ) - 完結おめでとうございます！！こういう重岡くんも好きですね。読んでいてきゅんきゅんしました！ (2017年1月22日 16時) (レス) id: f7fd1c07dc (このIDを非表示/違反報告)
れもんぐらす(プロフ) - Haaaaruuuuuさん» ありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！了解しました！ご協力ありがとうございます！ (2017年1月9日 18時) (レス) id: 9d79b3e08d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんぐらす
| 作成日時：2016年12月30日 22時
