Salt 3 ページ3
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「幼馴染……、幼馴染………」
あの中間先輩と重岡くんが幼馴染だなんて信じられへん。
「おい。おい、あほ」
「これから、どうしよう………」
「おい、あほ！」
「えっ！あほって、私のこと！？」
翌朝学校で、中間先輩と重岡くんが幼馴染やったことを頭を抱えながら悩んでると、
珍しく、重岡くんから話しかけてきた。
てか、あほって………。
大「お前、淳太のこと好きなん」
「………………は」
大「は、ちゃうわ。淳太のこと好きなんかって聞いてんねん」
す、す、す、好きって！
好きやけど！
ここで素直にうんと頷けば、重岡くんは中間先輩に言っちゃうかもしれない。
あかん。
それだけは避けなければ！
「好きちゃうで？」
大「ふーん。あんな唇ゲルゲ好きとかお前も変わってんな」
「え？いや、だから、好きじゃない「Aちゃん」
「は！中間先輩！？」
名前を呼ばれた先を見ると、何と教室の外に中間先輩。
嬉しくて、すぐさま駆け寄った。
「どうしたんですか？」
淳「いや、昨日の本。読んだかなぁー、って」
「読みました！甘いけど、私には甘いぐらいがちょうど良かったです」
淳「ほんまに？それは良かった。じゃ、また放課後」
「え？あ、はい！」
放課後？放課後ってことは、図書館で会おうね、てこと！？
大「うわ、お前ニヤけすぎやろ。きっも」
「………もう何とでも言うてくれ」
重岡くんの暴言だって、今日は気にならへん。
今日はいい日や〜！
って思ってた矢先、
照「おい、今日の日直重岡と桃瀬やで。ちゃんとやってや〜」
ええええええ！？ ((
き、桐山先生………。今のは何の嫌がらせですか………。
大「全部俺やるわ」
「え？」
大「お前に任せたら俺が怒られそうやし。もたもたノロそうやし」
は。
一瞬だけ、私のためかなって思った自分が恥ずかしい。
「ありがとうございます。助かりまーす」
もう、重岡くんには関わらんとこ！
.
.
.
おー、まいがー。
待って。あと1時間で授業終わりやで？
今日はちゃんと教科書忘れずに来たのに……。
最後の最後で………。
あー、くそ。
しゃーない。重岡くんには頼みたくないし。
私はそう思って前の席の彼に頼ることにした。
まぁ、彼も持ってない可能性高いけど。
「おーい、藤井くーん」
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れもんぐらす(プロフ) - Cotton Candyさん» ありがとうございます！すみません、最後の最後までキュンキュンできるところがなくて……。最後までお付き合いありがとうございました！ (2017年1月23日 17時) (
レス) id: f176e7c170 (このIDを非表示/違反報告)
Cotton Candy(プロフ) - 完結おめでとうこざいます。最後の最後に重岡さんにキュンキュンしました笑 (2017年1月23日 15時) (レス) id: c22a377e50 (このIDを非表示/違反報告)
れもんぐらす(プロフ) - すぴんさん» ありがとうございます！そう言っていただけて安心しました笑 最後までお付き合いいただきありがとうございました！ (2017年1月22日 17時) (レス) id: f176e7c170 (このIDを非表示/違反報告)
すぴん(プロフ) - 完結おめでとうございます！！こういう重岡くんも好きですね。読んでいてきゅんきゅんしました！ (2017年1月22日 16時) (レス) id: f7fd1c07dc (このIDを非表示/違反報告)
れもんぐらす(プロフ) - Haaaaruuuuuさん» ありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！了解しました！ご協力ありがとうございます！ (2017年1月9日 18時) (レス) id: 9d79b3e08d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもんぐらす
| 作成日時：2016年12月30日 22時
