"なんてタイミング悪い" ページ24
ロー「用件は何だ。緊急信号の捏造はお前ら海軍の十八番だろう。」
スモ「残念ながら、この通信はうちで作った罠じゃない」
ロー「どうだかな…おれも知らねェ話は終わりだ」
それでもなお、スモーカーは引き下がらない。
ボスと侍はたしかにいるけれど、麦わらの一味はここにはいない。
麦わらの一味っていうとルフィのとこでしょ？
一度インペルダウンで会ったことがあるから、姉さんに聞いたりして軽く調べたことはある。
…と言っても一味のメンバーくらいしか知らないが。
スモ「つまらん問答はさせるな。研究所の中を見せろ。」
ロー「…今は俺たちの別荘だ、断る。話が済んだら帰れ。」
…あぁ、なんてタイミングが悪いんだろう。
せっかく海軍を追い返せるところだったのに。
？「恐かったよ〜！！氷った人達〜！！！」
？「扉よ！！ここから出られる！！」
？「やった〜〜〜」
ビスケットルームにいるはずの子供達の声。
そして、聞いたことのない声が研究所の奥から聞こえてきた。
海軍「……！？やっぱり中に誰かいるじゃねェか！！」
海軍「子供の声が聞こえる…！！もしかしておまえらの子供…なのか！？」
ロー「あぁ、そうだ。だが、麦わらたちはいねェ。さっさと帰れ。」
しかし、そう簡単にはいかないもんだ。
子供たちと一緒に出てきたのは、スモーカーたちのお目当ての人間、麦わらの一味だった。
海軍「あいつは…麦わらんとこのやつじゃねェか！？」
海軍「そうだ！泥棒猫と、黒足…と、あいつもそうだ！名前出てこないけど。」
海軍「生首もいるぞ！」
麦わらの一味は海軍がいることにも気付かず、呑気にポーズなんて決めちゃってる。
ス〜〜〜〜パ〜〜〜〜〜！！って何よ。
こっちは全然スーパーな状況じゃないってのに。
ナミ「あ〜〜〜〜！！あんた見覚えある！！」
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作者名：ぽんちゃむ | 作成日時：2019年10月20日 8時
