【ONE PIECE】"いないはずの女"はハートのクルー1【ロー】 (ページ19)

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"酷いもんだね" ページ19

ローの出身が北の海(ノースブルー)のフレバンスだというのは、以前聞いたことがあった。

その時は特に何も思うことはなかったけれど、フレバンスといえば、かつて珀鉛で栄え、珀鉛によって滅びたとして知られる王国だ。

その国の最期は聞くに耐えないほど悲惨なものだったらしい。

ロー「命からがら逃げて俺が辿り着いたのは、ドフラミンゴの所だった。」

そして、ローはドフラミンゴに認められドンキホーテ海賊団に入ることになったという。

そういえば、ロシナンテがドンキホーテ海賊団にいるって話してくれたことがあった。

ロシ「そこで俺は無言を貫いてるんだ」

「無理でしょ、ドジなんだから」

ロシ「いや、悪魔の実のおかげでできるんだよな、それが」

彼はドフラミンゴに嫌悪感をあらわし、
そして自分にも同じ血が流れている、と悲観もしていた。

ロー「コラさんは、当時珀鉛病を患っていた俺をいろんな病院に連れて行ってくれたが、受け入れてくれる所はどこにもなかった。」

「酷いもんだね」

どこに行っても突き放され、死ぬことが定められていたロー。
けれど、そんなローが助かる方法。
それが「オペオペの実」だったらしい。