きっかけ ページ2
Aです！めんどくさいからという理由で高校と大学か一貫の偏差値が高い学校に受検して見事合格し現在は高校3年生で成績優秀者にも選ばれています。
そこまでは良かったんだけど…
｢Aちゃーん！！結婚して！｣
｢嫌だ！！！！｣
ブサイク、不潔、デブという私のアウトゾーンぴったりのおっさんに追いかけられています。
警察とかにも相談しているんだけど、相手側はお金持ちのおぼっちゃまらしく権力もある親の子供ってのもあってお金で解決しているみたい。
｢僕はAちゃんみたいに誰とも付き合ったことの無い女性と結婚するんだ！！｣
私は成績も良いし、容姿は周りが認めるくらい可愛いらしく…変なやつに追いかけられたりストーキングされることがある。
｢マジで無理だ！！｣
お陰で護身術もパルクールもお手の物になってしまったよ…
階段を滑り降りて、障害物を飛び越えて、グングンと相手を引き離す。
逃げている最中、見たことある家の前に見た事のある人が家に入ろうとしているのを見かけた。
｢助かった！！入れて！！｣
｢え？｣
大介がビックリしているのを気にせず手を引いて、佐久間家に入って鍵を閉めた。
｢Aちゃーん！！Aちゃーん！！｣
おっさんめちゃくちゃしつこいなぁ…
｢あのおっさん誰？｣
｢私のストーカー…｣
｢は？｣
低い声にビックリして大介の顔はみてなかったので思わず見るとめちゃくちゃ怖い顔をしていた。
｢18になってからめちゃくちゃしつこい人が出て来ちゃって…｣
大介が無言で私の手を引いて、２階にかけあがった。
そして、2階の窓を開けて私を抱き寄せておっさんに向かって
｢俺の彼女だから！手を出すんじゃねぇよ！｣
と大声で宣言した。
｢だ、大介ー！？｣
突然の宣言に戸惑っていると、私を横に向かせて大介と向かい合わせになったと思ったら大介がキスをしてきた。
｢そ、そんなぁ…｣
おっさんはショックを受けたようでよろよろとよろけながらその場を去っていった。
｢行ったか…｣
まるでなにかひと仕事を終えたような顔をしていた。
｢大介！？何言ってるの！？｣
｢ん？俺と結婚してくれるなら彼女でしょ？｣
｢え？！｣
｢覚えてない？俺が大人になったら結婚してくれるって約束したの…｣
｢覚えてるよ…｣
大人になった時自慢しようと思っていたもん。
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もちもちもも(プロフ) - みかりんさん» ありがとうございます。遅くなりましてすみませんでした！！佐久間くんの可愛さが出るように頑張ります！ (2021年7月8日 5時) (
レス) id: a92f768b30 (このIDを非表示/違反報告)
みかりん - どうもこんには！さっくんの可愛さが、凄く伝わって来ました！もちもちももさん、大変だと思いますが、更新楽しみにしてます！頑張ってください！応援してます。 (2020年11月4日 15時) (レス) id: dabb5c5e0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちもちもも | 作成日時：2020年2月12日 19時
