2人の秘密 〖如月碧〗 ページ10
関係
【グイグイ行く先輩と諦めている後輩】
如月碧 《なゆ様》
呼び方 碧くん
呼ばれ方 陽坂先輩
陽「碧くーん！」
如「ひにゃぁっ、ひ、陽坂先輩!?」
陽「そうだよ、こんにちわぁ」
如「こ、こんにちわ……」
陽「お弁当持ってどこ行くの？、誰かと待ち合わせ?」
如「いや、その、ちが…くて」
陽「?」
如「ひっ、ひとりで食べ「えっ！？何で!?」……ふぇ？」
陽「一人で食べる？何で？寂しいじゃん」
如「あぅ、えっと、その………」
陽「よし!お前、私と一緒にご飯食べよっか、はい決定、ついて来い」
如「え？えぇ？何でぇ？」
ーーーーーーーーーー
如「えっと、ここは？」
陽「私の隠れ場所!人気者は辛いのよ……」
まつりが連れてきた場所は全くと言って良い程使われてない第四体育館の裏だった
陽「良いから!食べよ!」
そう言いまつりは強制的に座らせお昼ご飯を食べた
彼と私は知り合いだった
別に、友達という訳では無い。ただ、バイト先で知り合っただけだ
彼は任務も別々でやろうとするし、先に帰るしで、かなり合わなかった
しょうがない、先輩だもの心を広く持とうと思った、のだが
学校が一緒で廊下でばったり会った、前もこんな事あったなーと思いつつ
任務の文句を言った
「何で先に帰ったの!別れて遂行しようとするしさ!」
そう言ってしまった、碧くんは何か言いたそうにしていたけど勝手に引っ張ってって連れてった、人気がない廊下で碧くんに壁ドンしながら問い詰める
途中で冷静になってなにやってんだろ自分と思いつつも話し掛ける
どうやら彼は人と話すのが苦手みたいだ
正反対だな、全部
性格も
生き方も
話し方も全部違う
尋問はやめてただ、話し掛けた、彼は少しづつだけど答えてくれた
私、こっちの方が合ってる気がする、ゆっくりと待っている時間が心地よい
でもやっぱり合わない
陽「碧くん！高校生でしょ！何か無いの？恋とかさ!!」
如「はぁ……無いですね」
陽「嘘だｯｯｯ！」
如「じゃあそれで良いです」
陽「適当だな、諦めてるでしょー、もう!」
如「…」
陽「否定しても良いんだよ?」
何か諦めてんな、ちょっと悲しいぜ
でも私、この時間好きかもしれないな
普通の私で居れて普通の女子高生になれる
今は独りじゃないと実感できる
陽「ねえ碧くん」
如「…何ですか？」
陽「今は、”2人”だね」
如「え、ぁ、はい……そうですね？」
陽「(ニコニコ)」
この言葉の意味はまだ知らなくて良い
続く
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めろんぱん - 雨曇り侑さん» 見ました……最高です！ありがとうございます！ (6月25日 23時) (
レス) id: 407aeb7a76 (このIDを非表示/違反報告)
雨曇り侑(プロフ) - こんにちは〜！ CSが完成致しましたので一回目を通して頂けると幸いです https://uranai.nosv.org/u.php/novel/lian582065/ (6月24日 15時) (レス) id: 1988c176de (このIDを非表示/違反報告)
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