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【舘様の場合】
小学校が終わって、
ママが働いている舘様の店に帰ってきた陽葵
『ママ〜！』
「ママは、お仕事中だから裏でいい子にして待ってて？」
『むぅ』
構って貰えなくて不貞腐れているところに、
他店舗にいた舘様帰還
『だて！』
「陽葵、おかえりなさい。」
『ただいま！あのね、ひまもおてつだいしたい！』
「ん？宿題は？」
『おわってる！がっこうでやってきた！』
「そっか。じゃあおいで？」
Aさんに呆れられたけど、言いくるめた。
、
【亮平くんの場合】
駅前の本屋に漢字ドリルを買いに来たふたり。
「陽葵、これは？かわいいよ？」
陽葵の好きなキャラクターが挿絵になっているものを
差し出したが、陽葵の視線の先にたるはプリキュアの本。
「陽葵、それ欲しいの？」
『……ううん。ちがうよ！』
この様子は多分、ママに言われたんだろうな〜。笑
「陽葵、お勉強頑張ってるから買ってあげるね。」
『いいの？』
「今日は特別、ね？」
『ありがとう！』
ドリルより高かった(甘い)
、
【さっくんの場合】
部屋でアニメを見てたら、突然陽葵が侵入してきた。
『さっくん！』
「うぉ、なんでやんすか〜？」
『ひまとよめ、どっちがだいじ？』
「そんなの陽葵にきまってるでやんす！」
『そーだよね？
じゃあ、こんどのにちようびは
ひまりとおでかけだよね？』
「え！」
『え？』
「………もちろん行くよ！」
本当は秋葉原にフィギュア買いに行こうとしてたけど
陽葵の圧に負けた(ちょろい)
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作者名：Sakuya
| 作成日時：2021年3月25日 8時
