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58 -玲於Side- ページ8

食事も終わったし、各々自宅が近いメンバー同士で分かれタクシーに乗り込む。
で、俺は誰と一緒かと言うと…


『お肉美味しかったねー、玲於君。』

玲於「そうですね。」


そう、Aさんと二人っきり。

他のメンバーがタクシーに乗り込むときに送り狼だけにはなるな。って言われた。
特に亜嵐君が一番五月蠅かった。

…なる訳ないじゃん。
嫌われたくないんだから。


特に会話が弾む訳でもなく、2人で後部座席に並んで座る。
でも、そんな静かな空間が苦痛じゃない。
ゆったり流れる時間を何となく一人で噛みしめてると、Aさんのスマホがピコン、と鳴った。


『あ、メンさんだ。』


小さく聞こえた言葉にぴくり、と反応する。
何でメンさん?
あの人興味なさ気なふりしてまさか…

チラリ、ってAさんを盗み見すればメッセージを見て小さく笑ってる。
…関口てめぇ、何送ったんだよ。

なんて嫉妬してると手慣れた様子で指を滑らせ返信をし終わったAさんと目が合った。
ヤバい、めっちゃくちゃ見てたのバレたかも…。


『ね、玲於君の家ってどこらへん?』

玲於「えっと…コンビニの近くのマンションなんですけど…」


特に俺の視線に関して問われることなく家の場所を説明する。
そして説明中にどんどん首を傾げるAさん。
あ、れ?俺説明下手だったかな?


『ね、玲於君の住んでるマンションってもしかして…?』

玲於「え、知ってるんっすか?そこです。俺の住んでるマンション。」


はっきりとAさんから告げられたマンション名は見事に俺の住んでいるマンションだった。
もしかしてめちゃくちゃ近所とか、かな?

と、期待で心臓がちょっと速まる。
近場だったら、すっごい…運命、じゃん。


『すっごい、偶然。』

玲於「え?」

『自分も同じマンションだわ。』


ちなみに、最上階。って悪戯っぽく笑うAさん。
マジか…!神様この世に居たわ…!!!

59 -玲於Side-→←57 -メンディーSide-



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ゆうき(プロフ) - 面白いです。更新、楽しみにしてます。 (2019年9月2日 16時) (レス) id: 9e39fec3dc (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - 更新お待ちしてました! (2019年6月18日 17時) (レス) id: bb13eedbde (このIDを非表示/違反報告)
- お久しぶりです。久々の更新うれしかったです! (2019年6月18日 10時) (レス) id: 721e14765b (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ@書いたり書かなかったり(プロフ) - 雪さん» 雪さん、コメ有難うございます!勝手に臣君は心開いた子には無意識にパーソナル範囲狭くなりそうって思ってべたべたして貰いました!更新遅いですがまたよろしくお願いします!コメ本当に有難うございます!! (2019年5月15日 22時) (レス) id: 41720338c2 (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ@書いたり書かなかったり(プロフ) - 琳さん» 琳さん、まさかのしょうもない理由の痣でした、てへへ。 (2019年5月15日 22時) (レス) id: 41720338c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もぐもぐ | 作成日時:2019年4月4日 21時

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