#27 ページ29
「ふ、ふん!幾ら早くても守り神であるこの私の方が強かったわね!」
『はいはいかいふくのくすり使うからじっとしててなー』
「うぅー、染みるわねこれ!」
テテフはスイッチが入ると人(じゃないけど)が変わるよな…なんか冷めてるというかなんというか。
「相性悪いのに勝てたんだねー、おめでとー!」
「拙者も傷が出来たかもでござる…」
『ほー?どこだ?見てやるから寄れ寄れ。』
で、どの辺…
「あ、こらA!前も言ったでしょ!触れたら怪我するって!」
『知ってるけど小さすぎるからちゃんと見ないとわからないんだよ』
こいつ目とかどこにあるんだ?一応私たちのことは見えてるようだが…
「…A殿?なんで拙者を掴んで…」
『見てるだけ。とりあえずお前もかいふくのくすりだな。』
___
「え、A殿は異世界から来た!?元の世界に帰る為頑張ってるのでござるね………でも記憶がないなら原因がわからないでござるね。」
「空間を移動してきてその流れで記憶がなくなったか、誰かに記憶を消されたかのどっちかかな?
で、カミツルギは仲間になるの?」
「まぁこうなった以上はお手伝いさせて頂くでござる。」
そんなあっさりと裏切って大丈夫なのか?まぁこいつらがいいなら問題ないか。
「じゃあ他のUBにも会いに行こう!カミツルギ、手を貸して!」
「あれやるでござるか!?………ちょっと待って、お主らどうやってここに来たでござる?」
「僕がウルトラホールを開けたら選ばれたんだよね。」
『複数体でしたら色んなとこにいけるのか?』
「いやー、運かなー。」
『えっ………』
「ごめんねー、でも何かあったら守ってあげるよ♪」
『………そりゃどーも。』
さっき人任せにしてたけど気のせいかなー?
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ピカ - とても面白いです!ツンデツンデとズガドーンの世界は、実際にありそうな世界だったので驚きました。 (2021年5月5日 23時) (レス) id: 5c234a3938 (このIDを非表示/違反報告)
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