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『お、お化けーーーーー!?』
「誰がお化けですって!?オリーヴキレそうだわ!」
ひえっ、墓地に髪の長い女の人間がいる!恐怖というより本物のお化けを見た驚きで叫んだ気がする。
『…じゃあ未練があってこの世に?』
「違うわ!私は生きてるわよ!………ゴホン。それより、貴女初めて見る顔ね。知ってるかはわからないけど一応自己紹介しておくわ。私はオリーヴ。マクロコスモスの…いえ、なんでもないわ。」
後半なんて言ったのか聞こえない…
「ところで、貴女に1つ聞きたいことがあるの。」
『はい…?』
「この辺で、こーんな髪型をした男の人を見てない?」
独特なジェスチャーだ………でもなんか見覚えあるような…
「お、A!?どうした?」
『ピオニー…知り合い?』
「ロ___ま!?」
『え?』
「ろ、ローズ様!?」
『え?』
「だーれがローズだ!人違いにもほどがあるぜ!」
『え?』
「オリーヴキレそうだわ!」
『………』
何言ってんだこいつら…全く着いていけないわ…
「…貴方、確かにローズ様ではないわね。」
『………』
「さようならAさん、ついでにそこの人。」
『え、私自己紹介してな…』
消えるの早。
「ったく、なんだっんだ…?しかしあんな男でも…慕ってくれる人がいんだな。」
『え?』
「あー、知らないなら別にいいんだ!これはシャクちゃんにも言ってねぇしな…
じゃあ気ぃつけろよ、最近…なんだっけ、なんかの事件が相次いでるらしいからな!ま、王様がいるならド・大丈夫か!じゃあまたいつか会おうぜ!これは伝説探しのお礼な!」
お前も早いな、おい。てかマックスこうせき…だっけ。50個もいらない気が…
『…バドレックス。』
「…なんだ?」
『そういえばお前、王様だったな。』
「わ、忘れてたのか…?」
『一瞬な。』
あ、近くににんじん畑ある………ん?
「………」
『ブリザポスに似てる…?』
黒い馬ポケモン………?畑をチェックしてるのか?
『なぁバドレックス、あいつ知ら…』
「………!?」
『バドレックス?』
「あ、あやつは…」
『おーい。』
「はっ………あぁ、なんでもない。」
??変な奴。なんで固まってたんだ?
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