鬼滅ロストワード～半人半霊の一日メイド～ (ページ2)

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美｢咲夜さん、何でしょう？突然の呼び出しなんて……ハッ！ま、まだ居眠りなんてしてませんよ！？｣

咲｢美鈴、貴女には私が留守の間、メイド長代理をお願いするわ。｣

美｢えぇー！？急にどうしたんですか！？もしかして、お嬢様が休暇をくれたとか？いいなー。｣

咲｢違うわ。お嬢様からお願いされて、珍しくて新しいペットを探しに行くのよ。｣

美｢……なるほど？｣

咲｢とにかく、私がいない間に妖精メイドたちがサボらないように目を光らせておいて。いいわね？

もちろん、貴女自身もサボらないように。｣

美｢あははは……ヤダなぁ。一日メイド長の役を担ってまで、居眠りはしませんよ！｣

咲｢だといいのだけれど……。｣

フ｢あー！皆で面白いことしてるー！また、私を仲間外れにするんでしょ！？｣

美｢フラン様、遊びじゃなくて仕事を任されたんです！決して、仲間外れとかじゃなくて……。｣

フ｢ウソだー、美鈴が仕事を任してもらうなんて……説教されたの間違いでしょー！｣

美｢違いますって！本当にさっき、咲夜さんから一日メイド長代理を頼まれたんです！｣

フ｢キャハハハ！何それ、面白そう！私も一日メイドやりたーい！｣

咲｢いえ、妹様……さすがに……。｣

美｢そ、そうですよ！きっと面白くもなんともないですよ！？｣

レ｢別にいいんじゃない？ほら、あれよ……職業体験ってやつ。

それに、何かあったらメイド長代理の美鈴が、全部の責任をとってくれるわよ。｣

美｢えぇっ、私ですか！？……フラン様、あまり張り切らないでくださいね……？｣

フ｢任せて！ふふっ、今回はお姉様が仲間外れね♪｣

咲｢(心配だわ……大丈夫かしら？)｣

＿＿＿

咲｢……ということがあったの。美鈴がサボらないか、妹様が暴れないか、心配ごとでいっぱいよ。｣

あー、フランの能力って【ありとあらゆるものを破壊する程度の能力】だからか………

『(紅魔館のメイドって大変なんだな……)』

しかも大体家事や料理も彼女1人でこなしてるらしいし…