異端者はこの世界で生きることを決めたようです【名探偵コナン】

伍拾肆 ページ10

A side


「なに、泣きそうな顔してんの?」

『え?』

「自分じゃ気づいてないかもだけど、今泣きそうな顔してるよ。」

『………妹を思い出したんだ。』

「……そっか………」



そっからは2人とも無言で帰った。









そっから、数ヶ月が過ぎた。

この数ヶ月はたいした怪我もなく過ごせた。
まぁ、相変わらず新一と一緒にいると高確率で事件に巻き込まれていたが……

が、一番印象的だったのが……


「貴女がAちゃんね‼新ちゃんから話は聞いてるは‼キャー、背高くてカッコいいわね‼あぁ、でもフード取ったら可愛いわ‼娘にしたいくらい‼」
「こら、その辺にしときなさい。Aさんが困っているだろう。すまないね。有希子は喋り出すと止まらないんだ。」

『……いいえ…大丈夫です……』

新一に呼び出され工藤邸に行くといきなり抱きつかれた。

「いきなり何しにきたんだよ。」

「なによ!日本に帰ってきたから久しぶりに息子に会いにきたのに!新ちゃん冷たい〜」

と、新一に抱きついている新一の母。


ーー若い、可愛らしい



「そう言えば、紹介が遅れたな。私は工藤優作、こっちは妻の…」
「有希子でーす。よろしくね?Aちゃん。」

『よろしくお願いします。』

ーー優作さんもイケメンだよな〜
ーーこれが美男美女かぁ……





「というわけで、海外旅行行くわよ‼」




「は?」
『へ?』





ーーん?どこが"というわけで"なんだ??




『いってらっしゃい?』

「なに言ってるのよ!Aちゃんも行くのよ!」




ーーですよねぇ〜……




「今、丁度ゴールデンウィーク‼なのでラスベガスに行きます‼」


「マジで?」
『Oh……』



というわけで、4人でラスベガスに行きました。
そこでは勿論カジノやりましたよ。
その他にも色々とやりました。
この経験、普通に日常過ごしてても生かせないと思うんですけど……。

最後の日に食べたパスタがとても美味しかったです。
↑あれ?作文?

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