異端者はこの世界で生きることを決めたようです【名探偵コナン】

肆拾伍 ページ1

NO side

『間に合ってよかった……大丈夫か?哀ちゃん』



夜の港に現れたのは、フードを深く被ったAだった。



「あなたは………!?」

「ケイト…‼何故ここに!?」


『何故って、ーーッ!?哀ちゃん‼』


ーーパァン
ーーパァン


ｶﾙｳﾞｧﾄﾞｽの銃弾がAと灰原哀を襲った。


「撃っちゃダメよ!ｶﾙｳﾞｧﾄﾞｽ‼」


ーーパァン
ーーパァン


『ーーッ‼』


灰原を庇う様にして立ったAの右肩に銃弾が入った。


「止めなさい‼」

ーーパァンッ‼


「ケイト、そこを退きなさい。」

『ﾌｯ…断るよﾍﾞﾙﾓｯﾄ……』
『哀ちゃんを殺すなら、俺を殺ってからにしてもらおうか……』


ーーカチャ……


「ﾌﾌｯ、私を撃つつもりかしら……?」


『相打ち覚悟でね』(ﾆｺ


Aの手に握られていたのはﾃﾞｻﾞｰﾄｲｰｸﾞﾙ
女性が扱うのは難しい銃だった。



「……退きなさいケイト」





『…………断る……』





「Move it Silver Brett ‼」



ーーパァンッ‼



「ーークッ」
「ここなら、、ライフルの死角…銃を捨てなさい!」



負傷したジョディがﾍﾞﾙﾓｯﾄに向け銃を放った。




ーーカツン…カツン…


ーージャキッ


が、ジョディの背後から足音とショットガンのポンプ音が鳴り響いた。


「OK、ｶﾙｳﾞｧﾄﾞｽ。挟み撃ちよ。」
「あなたのその愛用のショットガンでFBIの子猫ちゃんを吹っ飛ばして」







「ほぉー?ｶﾙｳﾞｧﾄﾞｽというのか、あの男…ライフルにショットガンに拳銃三丁、どこかの武器商人だと思ったぜ…」

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