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「うぅ…腹減った…目が痛い…もう……疲れた。。。」
バタリ、とPCを前に机に突っ伏す。
あぁ、今日も実況を上げるのが遅くなりそうだ…。
「また、怒られる……でも、無理！もう無理っ！！」
うう、と情けない声が部屋に響く。
頑張ってはいる、でも自分で納得する動画が出来上がらない。
「駄目だ……休憩しよう。」
ガチャリ、とドアを開ければふわり、とコーヒーの匂いがリビングに広がった。
リビングには2人の男の姿が。
一人は僕の弟であるA。
そして、もう一人は実況動画【幕末志士】の相方である西郷の姿があった。
「Aーっ！！」
『おわっ！…お兄ちゃんお疲れ様。』
「ｗｗｗ坂本さんｗｗｗ急に抱きつくとか大丈夫ですかｗｗｗ」
笑い転げる西郷を無視し、僕は可愛い可愛い実の血の繋がったAに癒しを求め一気に抱きつく。
Aは嫌がりもせず抱きついた僕ににっこり笑いかけてくれる。
あぁ…癒されるっ！！
「坂本さん、動画の方はは如何ですか？」
「………………聞かないで。」
「…オッケ、理解しましたｗｗｗ」
『わー…お兄ちゃんが廃人状態だ…。』
よしよし、とぽんぽんと頭を撫でてくれるA。
可愛い、癒される。マジで僕の弟天使過ぎる！
あと、西郷笑いすぎな！
『お兄ちゃんもコーヒー入れようか？』
「お願いしまーす。」
『うん、砂糖もちょっと入れとくね。』
「流石ですねー、A君。本当に気遣い出来るよね。」
「当たり前だろ、西郷。Aは僕の弟だぞ！」
「別に貴方の弟と言うのは関係ないのでは？ｗｗｗ」
『ふふっ、西郷さんの分のおかわりも入れとくね。』
「お願いします。有難うA君。」
にこにこ笑って、西郷のカップも手にして台所へ向かうA。
別に西郷のコーヒーは良いのでは？頑張ったのは僕だし。
Aが少し離れたのを確認した上で、西郷に詰め寄る。
「西郷！お前なんで当たり前みたいに家に居るんだよっ！」
「えー、別に良いじゃないですか。坂本さんとA君に会いに来たんですよ。」
「…帰れ。」
「ちょｗ何でですかｗ折角来たのにっ！ｗ」
「僕が今からAとまったりするからだよっ！お前帰れっ！」
バンバン、と机を叩き僕の怒りを西郷にぶつける。
それに、ははははっ！と馬鹿笑いする西郷。
笑いごっちゃないぞ、僕の癒しの時間を邪魔するんじゃない！
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好きすぎてかいてしまった。(後悔はしない)
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作者名：もぐもぐ | 作成日時：2017年11月19日 2時
