青色の王子は黄色のお姫様

49 -メンディーSide- ページ49

トイレから戻って来たA。
その後、しばらく残ってるお肉やサラダを皆でつつく。


玲於「はい、Aさん。サラダどうぞ。」

『ありがと、玲於君。……亜嵐君どしたの？なんか元気ないけど。』

涼太「大丈夫大丈夫、なんかお腹いっぱになっただけみたいやし。」

『…、そっか。』


玲於から貰ったサラダをもぐもぐ食べながら亜嵐君を心配するA。

亜嵐君は亜嵐君であんまま耳を真っ赤にして突っ伏してる。
女の子関係強い癖に何を照れてるのかすっごい謎。

さっき玲於と涼太に指摘されてか…Aを恥ずかしさから見れないのが…
まぁ、俺的には凄い面白い。

端にいる、龍友と裕太君は 2人ではしゃいでたからか…
眠いみたい2人で仲良く壁に凭れ掛かってこくりこくり、と船漕いでる。
…静かだと思ったわ。

チラリ、と時計を見れば11時過ぎ。
確か岩さんから今日中にA家に帰せって言われてたし…そろそろ帰る時間だな。


メン「皆、そろそろ11時過ぎたし解散しよっか。」

『ふぁっ！もうそんな時間っすか？！』

裕太「んん…メンさんうっさいって。」

涼太「そうやね、そろそろ帰りましょうかー。
　 はいはい、裕太君も龍友君も起きて帰りましょー。」

龍友「あかん、…僕はまだ寝る。」

『亜嵐君、大丈夫？立てる？』

亜嵐「だ、大丈夫っ…大丈夫！立てる！！」

玲於「Aさん、亜嵐君大丈夫みたいですし…俺、家まで送ります。」

『ありがと玲於君。でも一人で帰れるし大丈夫！』


皆が変える準備でバタバタしてるし…さてと。
ここは年長者として…お支払いしてきますか。

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