47 -メンディーSide- ページ47
全体が見渡せる一番角の席で皆を見てるけど…
うーん、なかなか壮観だなぁ。
Aの両隣で甲斐甲斐しく世話してる亜嵐君に玲於でしょ。
俺の隣でAを正面から観察しながらにこにこ笑ってる涼太。
そして端っこでAをチラチラ見ながらわちゃわちゃしてる裕太君と龍友。
うん、凄くA中心。
メン「本当、お見事。」
『ん？メンふぁんふぉーしふぁんっすふぁ？』
メン「うん、A。ちゃんとお口の中のお肉食べてから喋りなさいねー。」
『ふぁーい。』
もきゅもきゅ、とお肉を食べるA。
本当に気持ち良いほど美味しそうに食べるなぁ。
玲於「Aさん。お茶どうぞ。」
『あんがと、玲於君。でも玲於君もお肉食べなきゃ駄目だよ。』
玲於「俺はAさんが隣にいて、幸せそうにしてるだけでお腹いっぱいです。」
『？？ごめん？なんか…めっちゃ食べてんの隣で見て気持ち悪くなっちゃった？』
メン「ぶふぉっ！」
余りの会話のすれ違いっぷりに危うくお茶を吹きそうになった。
ってか、ちょっと吹いた。
玲於「ちょ、メンさん汚い。」
メン「ごめんごめん！」
亜嵐「もー、メンディー君ってばどうしちゃったのよ。」
メン「いや、ちょっと…話が面白くて、つい。」
玲於「…盗み聞きしてんじゃねーよ。」
『こら！玲於君、年上にそんな言い方しちゃ駄目だよ。』
玲於「すいません、Aさん。」
亜嵐「あははっ！玲於ってば謝る相手違うくない？」
バシバシ、と机を叩きながら笑う亜嵐君。
めっちゃご機嫌だな。
まぁ、玲於は仲が良いからこそ叩ける軽口だし全然気にしてないけどね。
なんて思って皆で笑ってると、同じ様に笑ってるAと目があった。
メン「何、めっちゃA笑ってるじゃん。」
『いや、皆仲良いなーって思ったのと…メンディーさんはアレですね。』
亜嵐「何？なめられやすい？」
玲於「顔デカイ？」
『ちょ、違う違う！！メンディーさんは大人で優しいなって。』
当たり前みたいに言うAに俺も一瞬動きが止まる。
…そう言うの真顔で言えちゃうタイプか。
ちょっとときめいちゃったじゃん。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 532人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もぐもぐ@書いたり書かなかったり(プロフ) - ？さん、GENE結成が2011年で、この話のGENEはまだデビュー前の設定なので未成年です。その時はまだリーダー決まってなかったり町田君居たり、すぐに夢者修行行ってますが…一応そこは創作物と言う事で時間軸ちょっとずれててすいません、本当わかりずらくてすいません； (2019年4月21日 1時) (
レス) id: 41720338c2 (このIDを非表示/違反報告)
？ - 亜嵐と同い年なのに未成年……？？？ (2019年4月21日 0時) (レス) id: b95582035d (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ@書いたり書かなかったり(プロフ) - 有栖川さん» 有栖川さんコメありがとうございます！わーい仲間がいましたー！！嬉しい仲間仲間ー！！笑 コメありがとうございます！！！ (2019年3月11日 16時) (レス) id: 2a8faa26e9 (このIDを非表示/違反報告)
有栖川 - 無自覚ヤンデレ最高です！ (2019年3月10日 17時) (レス) id: 2f29e51285 (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ@書いたり書かなかったり(プロフ) - 咲人さん» 咲人さんコメ有難うございます！楽しいと言って頂きめちゃくちゃ嬉しいです♪更新も頑張るのでまたお暇な時に見て頂けたら嬉しいです！！本当にコメ有難うございます！ (2019年3月9日 18時) (レス) id: 41720338c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もぐもぐ | 作成日時：2019年2月24日 20時
