【実況】異形の彼等と私と【複数実況者】 (ページ5)

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そしてぴーすけは鬱くんに差し出した行き場のなくなった
私の手をぎゅ、と握ってそのまま立たせてくれた。
ぴーすけ優しい。
(…鬱くんの名前が優男から糞野郎に降格してるけど。)

「あー…あんた等、なんか巻き込んですまんっ…って、はぁ？！」

『………え、何？』

金髪のお兄さんが、私達に謝ったかと思うと…突然の大声。

私の顔を見た瞬間、その大きな綺麗な水色の瞳が真ん丸と見開かれた。
ついでに言うと、お口も一緒にあんぐりと開いている。

え、私何もしてないけど。
…何？何かしたっけ…？

「何やねん、シッマうっさいぞ。どないして…っ！」

「シャオさん！シャオさんならわかるやろ？！この子！」

「えぇ？！ちょ、嘘ぉ！マジかっ！！」

私の腕をがっちり掴んで興奮しだす二人。
何、怖い。
あと、腕痛いから離して欲しい…

『あのっ…ちょっと…』

「…こんの…お前ら良い加減にしとけやぁ、オラァ！！」

離してもらおうと二人に声をかけ様とした瞬間…
再度怒っちゃったぴーすけにより金髪と茶髪のお兄さんは床に沈んだ。

え？何でって…？
ぴーすけが二人と頭掴んで互いの頭をごっつんこさせたからだよ。
ゴチン！って中々の音が…これはこれで痛そう…。

『ぴーすけ…』

「…ゴホン、よし！クラスも確認したし行こうA！」

にっこり笑顔で倒れたお兄さんの背中に足を置くぴーすけ。
……あ、何もなかった感じで行くのね。(察し)