✾ ページ30
『...。』
JM「...。」
JN「...ん?って痛!何!?」
いつになく真剣な表情で校閲に取り組むツキにジミンはチラチラとツキを見ながらデスクを離れ、コーヒーを入れていたソクジンの肩を叩いた。
JM「静かにしてください、せっかくツキさんが集中してるんだから。それより、なんで再校の校閲もツキさんが担当してるんですか?」
JN「...それが、ホン先生がツキさんを指名したみたいなんだ。」
JM「だけど、初校と再校が違う人がやるのは校閲者の見落としを防ぐためです!それが校閲の基本です。」
JN「もちろんわかってるよ。でも、本人もあの通りやる気になってるし、今回は例外ってことで大目に見てもらえないかな?」
JM「...もぅ。」
『え!直ってない!なんで?』
ソクジンの言葉にジミンがほっぺを膨らませながらそう言った時、ツキが突然声を上げた。
HS「ん?」
NJ「どうしたんですか?」
『この小説に出てくる地名や名称は全て実在するものなのに一つだけ違うのがあってさ!』
HS「どれどれー。」
ホソクとナムジュンがツキの呼びかけに答え、近くに寄ってきた。
『ほらここ!実際にあるのは”たっぴばし”なのにこの小説では”たったばし”なんですよ!丁寧にルビもふってあんのに。初校で指摘したのにそのままで戻ってきてる...。』
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kaguya(プロフ) - nanaさん» 少し参考にさせていただいてます! (4月3日 17時) (レス) id: 680b1279bc (このIDを非表示/違反報告)
nana - あれ…主人公が石原さとみに見えてくるなぁ🤔 (3月25日 22時) (レス) @page26 id: 93fd17df6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kaguya | 作成日時:2024年3月15日 20時