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✾ ページ20

『...。』

JM「はい、パク ジミンです。
あの、何回も言ってすみませんが、まだでしょうか?
一体いつになったら届くのでしょうか?」




今日も今日とて平和に地味な校閲に励んでいたツキだったが、目の前で真っ黒な微笑むを浮かべるジミンに部内が静まり返っていた。




JN「...。」

YG「...。」

「すみません!遅くなりました!」

JM「遅い!何日待ったと思ってるの?」




校閲部に見慣れない好青年が、顔を真っ青にして入って来た。




「本当に申し訳ないです...機械トラブルがあって...。」

JM「言い訳はダメだよ、ほらちょうだい。」

「あ、はい!」

HS「...。」

「...。」




苦笑いしながら好青年はジミンに紙の束を渡すと部内を見渡し、ニコニコと笑うホソクに会釈をした。




『...。』

JN「で、今日はどうしたのユンギ。
とうとうあの人の下が嫌で校閲部に入り浸るの?」

YG「...俺、変われるなら今しかないって気づいたんで。」

JN「...表情、柔らかくなったね。」

YG「...なんかあったんですか。
ジミナが釜山男児の片鱗出てますけど。」




ユンギが部内を見渡しながらそう言うと、ソクジンは困ったような表情をしながらこう言った。




JN「あー...色々と予定外のことが重なってね。
もしかして急ぎ?」

YG「いや、これは急ぎじゃなくて。
ホン先生の新作って誰が担当すんのかなって。
そっちは最速で終わらせないといけないですから。」

JN「さっき読み終えたところだよ。」




ソクジンはそう言うと自分のデスクから立ち上がり、ゲラを見つめながらこう言った。




JN「ツキさんにお願いしようかなって。」

『!』

YG「ツキ?」




ソクジンのその発言に部内が一斉にソクジンに目を向けた。




YG「ジニヒョン、ごま油の食べ過ぎで頭おかしくなりました?」

JN「ごま油は正義ですぅ!」

YG「そんな事どうでもいいんです。
ついこの間入った新人ですよ?」




ユンギがソクジンの肩を揺らしながらそう言うと、ソクジンは聞き心地の良い声でこう言った。




JN「確かにちょっと早いかもしれないね。
でも、ツキさん頑張ってるし、校閲に慣れるには実践が1番だから。」

YG「そんなの社内報とか自社パンフレットでやってください。
なんでホン先生の新作、新人の練習台にしなくちゃいけないんですか?」

『ホン タサン?ホン タサンって、あのエロミスのホン タサン!?』

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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kaguya(プロフ) - nanaさん» 少し参考にさせていただいてます! (4月3日 17時) (レス) id: 680b1279bc (このIDを非表示/違反報告)
nana - あれ…主人公が石原さとみに見えてくるなぁ🤔 (3月25日 22時) (レス) @page26 id: 93fd17df6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kaguya | 作成日時:2024年3月15日 20時

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