SEVENIDOL (ページ4)

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突然の本名暴露に動揺していると先程のキムなんちゃらさんがドタドタと近づいてきた
と思えば私の手をものすごい力で掴みブンブン振り回してきた

TH「ユリちゃん、だよね！どうぞよろしくー！！」

待て待て待てもげるもげる
ふざけんなよこいつ、いくらイケメンでも許されないことだってあるんだぞ
まぁイケメンだから許すけど！

JM「ちょっとテヒョンア、ユリちゃん怪我してるんだから、もぅ…ごめんね？僕はパクジミン頭腫れてなかったら良いんだけど…」
『頭？、って、だぁぁぁぁ！！！』
JM「あ、ちょ！立たない！」

なにこれ、いっっっった！！！
え、なんで！？頭割れた！？

YG「…はぁ…もうそのままの体勢で良いから今からする話聞いとけよ」

いや今聞ける余裕ないっすユンギさん
多分八割がた聞いてないやつっす
あとジミン？さん力強ッッ！！これもう強いのレベル超えてない？？
座る、座るから！！

YG「5年前に起きたKーPOP史に残る事件、通称悪夢の時代」
『！』
YG「たった一年の間で数々のグループが原因不明のまま引退を発表、そこからアイドルの形態はグループからソロへ
お前、なんでこんな風潮になったか分かるか？」

急に話し始めたと思えばなんの話しをしてるんだこいつは
確かにオンニの命令で調べているがKーPOP界の裏事情なんて知るわけが無い
ていうか知ってたら私はヤバい

『…ソロの方が稼げるから？』
TH「残念！正解はぁ…」

5年前に引退したグループが自分たちが発掘したソロアイドルをプロデュースしているから♡

キムなんちゃらさんがそう言ったと同時に彼の後ろから溢れまくるオーラを纏った6人の男が出てきた
その光景はさながら某女の子戦士が映画限りのオールスターで出演しているようだった

『…ん？』

あれ？

JM「他のグループが続々とプロデュースしていっているからそろそろ焦ってた頃だったんだけど…やっぱり田舎は才能のある子が見つかりやすいのかな？」
？「ヒョン、本当にその子で大丈夫なんですか？見るからにアホそうな顔してますけど」

なんだ？この違和感は

？「ごめんねーユリちゃん
ユンギ1度決めたら曲げないからさ」

この人達どこかで…

YG「ユン・ユリ！」
『！は、はい！』
YG「お前を、今日から我が防弾少年団初プロデュースのソロアイドルとして鍛え上げてやるよ」

防弾、少年団…

『、て防弾少年団んんんん！？！？』

誘拐犯は元スーパーアイドルでした