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?「ねぇユンギヒョン!この子どうしたの!?かわいいー!」
?「ちょ、テヒョンア静かに!」
?「お前らが1番うるさいよ」


誰だよ、人があんぱんの夢見てた時にでっかい声で邪魔してくる奴らは
なんか頭じんじんするし、目の前は真っ暗だし…
あ、ちょっと見えてきた
なんだここベッド…いやソファか?
高そうだな…これはあれだなオンニが言ってた転生というやつだな
ありがとうオンニ、長話をしてくれて
オンニの分まで幸せになります


?「あ!起きた!?良かったぁ…なかなか起きなくて心配したんだよ?」
『』


…うん、きっと私はまだ夢の中だ
だってうちの町にこんなかわいい餅みたいな小悪魔ボーイは居ない
かといって友人にもこんなやつは存在しない
きっと目の前の餅は私の生み出した幻想の男であろう
はぁ、どれだけ欲求不満なんだ私
早く起きてインタビューの続きを…


?「…?おーい、大丈夫?息してる?」
『やっぱり夢じゃなぁーーい!!』
?「!?」


どこここ!?誰この餅!?
もしや誘拐か…?いや誘拐犯にしては金持ちすぎるな
当たりの誘拐犯なのか!?


?「あ、ユンギヒョーン!女の子起きたよー」
YG「あ?…お、やっと起きたかバカ娘」
『…え、グラサン?』
YG「その呼び方やめろ、あと俺の名前はユンギだ、ミン・ユンギ!今後お前が人生で1番呼ぶ名前だからよーく覚えておけよ」


ミン・ユンギ?そんな名前、町役場の犯罪者名簿に載ってたっけ…
いやいや、それよりもさっきあのグラサンなんて言った?


『人生で1番呼ぶ名前って…』
TH「まぁまぁそのことは追々話すからさ!まずは自己紹介!俺、キム・テヒョン!君は!?」


うわ彫刻みてぇだな、どうなってんのその顔面
しかも意外に声低いし、距離近いし、スタイルいいし、距離近いし
いや、ほんと貴方の鼻で私潰れてしまう


『…イ・ジアンです』
YG「嘘つけばーか」


こいつ一々余計なことを…!いや、これはきっとかませだ、かませ
オンニの名前を使わせてもらったがこの状況になったのはそもそものオンニのせいだからな
スマホはあいにく自宅で警備員をしているし、こいつらが私の名前を知っていたら怖すぎる

『そ、そんなことないですよ、ジアンはお母さんがつけてくれた大切な名前です』
YG「じゃあこれは?」
『ぅあ!?それは、』


私のインタビュー手帳…!すりやがったなあの野郎…!


YG「不用心だな、手帳に名前シール貼るなんてユン・ユリ」


このグラサンが!!(泣)

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作者名:つるNuts | 作成日時:2024年2月24日 22時

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