俺らと遊ばない？ ページ13
下着も買えたし何とかなるだろうと下着店を後にするが近くに勝己の姿は見つからなかった
探すのも時間がかかるし帰っては無いはずなので現在地をLINEして勝己が来るのを待つ
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だが数分後、現れたのは勝己ではなく見知らぬ男達だった
「おねーさん、待ち合わせ？」
「めっちゃかわいいじゃーん、俺らと遊ばない？」
ほほう、これが俗に言うナンパってやつか
「待ってるのは女？その子も一緒に遊ぼ？」
「行くよ」
だんまり作戦を貫いていたが手首を捕まれグイッと引っ張られる
踏ん張ろうとしたが後遺症の残る左足に負担がかかってしまう
抵抗が出来ない
必死になってその場から動かないように踏ん張る
その時
「おいモブ共何やってんだ！」
飛び込んできた影がナンパ男の手首をつかみ捻る
勝己だ
怖い顔をしてる
「こいつは俺のだ消えろ」
「わわわ悪かったよ」
一目散に散るナンパ男を見る勝己は満足気で微笑ましい
「ちょっとは抵抗しろやアホ女。大丈夫かよ」
『…た』
「あ？」
『怖かった…』
後になって震えが込み上げてくる
そんな私の手を握り、勝己は何も言わずショッピングモールから連れ出してくれた
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家に帰ると抱えていた荷物を下ろしソファに2人腰を下ろす
手は繋がれたままだ
「震え、止まったか？」
『ん』
握られている手に力を込める
『止まったっしょ？』
ニカッと笑い大丈夫だよとアピールする
「なんか飲むか」とキッチンへ勝己が向かったのをきっかけに繋がれたては離れてしまったけれど
さっきまでの恐怖が嘘のように震えは止まっていた
「ココアしかねぇ」
お昼と言うにはまだ早いので勝己は暖かいココアを持ってきてくれた
『うそつけー、勝己のマグはコーヒーじゃん』
「ハッ！お子ちゃまには早ぇよ」
『だから年上だってば』
コトっと私の前に置いたマグカップは白いマグカップ
ワンポイントにピンク色の花がデザインされている
対する勝己のマグカップは黒1色
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普通男子の一人暮らしにマグカップが2つも必要なのか
元々持っていたマグカップにしては
マグカップのデザインが違うのは違和感でしかない
なぜなら勝己の部屋は統一性を持っているオシャレな部屋だからだ
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cherry*(プロフ) - やなさん» ありがとうこざいます😭かっちゃんほんと罪🤦♀️🤦♀️ (2021年10月22日 7時) (
レス) id: 1c3e9b003e (このIDを非表示/違反報告)
やな - 続きが気になる♡いつもと違う一面のかっちゃん好きです！！ (2021年10月14日 8時) (レス) id: 6c1718e0e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cherry* | 作成日時：2021年9月13日 22時
