身長伸びたね ページ33
、
『…久しぶりだね』
「ああ」
焦凍はそのまま隣のブランコに腰掛ける
幼い頃はよく遊んでいたが、疎遠になって以来初めて2人で顔を合わせた
まず、覚えてくれていたことにびっくりする
『…みんな元気？』
「…今はみんな同じ家で仲良くしてる」
『そっか、よかった』
「Aの親父さんは？」
『家に帰ってないからわかんない。けど多分元気だよ』
「そうか」
久しぶりなのにお互い昔話をしないのは、高校時代噂を通じて互いに情報を得ていたからだろう
エンデヴァーの息子として推薦入学した焦凍は全校生徒に顔と名前が知れ渡っていたし
学年トップの座を1回たりとも譲らず、圧倒的な実力を持っていた私もそこそこ有名な生徒だった
だからこそ疎遠になっていた実感が少ないのだ
にしても
『身長伸びたね』
「そりゃ伸びるだろ」
弟みたいだった焦凍の面影も残ってはいるが、もう大人だと思うと少し寂しい気持ちもする
「じゃあ、パトロールの途中だから」と焦凍はブランコをおり帰っていく
お互い余計なことは言わない
特に何かを聞く訳でもない
大した会話をしてないが、異様に満足感を得た
、
勝己、そろそろ帰ってきたかなぁ、
、
ブランコを飛び降りると左足にピリっと痛みが走る
大きく深呼吸をして、私は勝己のいる家に帰ることにした
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cherry*(プロフ) - やなさん» ありがとうこざいます😭かっちゃんほんと罪🤦♀️🤦♀️ (2021年10月22日 7時) (
レス) id: 1c3e9b003e (このIDを非表示/違反報告)
やな - 続きが気になる♡いつもと違う一面のかっちゃん好きです！！ (2021年10月14日 8時) (レス) id: 6c1718e0e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cherry* | 作成日時：2021年9月13日 22時
