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ガッツポーズして嬉しそうに立ち上がるみっちーとは反対に、
うちは机にうつ伏せになって「うぅ〜」と唸なった。
「勝者と敗者が一発で分かるな」と大吾くんの感想ツッコミが入り、
「二人ともリアクションセンスは満点です」という丈くんの採点も追加された。
その後も大吾くんVS恭平、大橋くんVS流星くん、丈くんVS謙社の珍しい三ペアに分かれて行い、
結果的に大橋くん・丈くん・恭平の異色のメンツが完成した。まさに脳筋2:頭脳1の組み合わせやな。
前半二人に至っては心理戦とか関係なく力で勝ちに行ってたし。
なにわ男子らしいなぁと思っていると、いつの間にかうちのターンが来ていた。
西畑「お次は結城と謙社、かな?」
『よっしゃ、ボコボコにしたるで!』
長尾「めちゃめちゃフラグにしか聞こえんのやけど」
サラッと失礼なことを言われた。いや、分からんやん。
心理戦やからうちが謙社を叩き潰すって未来があるかもしれないやん。
そう伝えると、流星くんに「ワードチョイス物騒すぎ」と笑われてしまった。
今のうちは治安悪めでお送りしてます。
”いつでも掛かって来い”という姿勢で待ち構えていると、謙社に「気迫が凄い」とビビられた。
演技派やからな。形から入るタイプなんよ。
「こっわ!」と叫びながら、謙社はうちの手を取ってギュッと握った。
長尾「みっちーとしてる時も思っとったけど結構細いな。折っちゃいそうで怖いんやけど」
『うちのこと何やと思ってねん。腕相撲で折れる程脆くはないわ!』
ちゃんとカルシウム取ってるで。一回も骨折したことないし、何なら人より丈夫な方やと思うけど。
そんなやり取りをしてから、うちらは対戦の準備をした。
開戦の火蓋が放たれたので、まずは意識を逸らすために軽く雑談を始めた。
今朝食べたもの、最近ハマってるゲーム、面白かった映画。
様々なことを聞いていくうちに、一瞬謙社に隙が出来た。
うちはそのタイミングを逃すことなく一気に力を掛けたけど、腕力が足りずギリギリ倒せなかった。
最終手段として両手を使ったけど、意外にも謙社の手は動いてくれんかった。
”あ〜!動け〜!!”って叫びながら精一杯力を入れてみたけど、全く動かんかった。
「手加減って言葉知ってる?」と尋ねると、「手抜いたら怒るやん」と苦笑されてしまった。
＿＿＿そんなこんなで、心理腕相撲は幕を閉じた。
ちなみに優勝したのは丈くんでした。まぁ、これは納得の結果やな!
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雨萩さくり(プロフ) - 影さん» こちらこそ参加させてくださりありがとうございました！！興味を持ってもらえて凄く嬉しいです✨なにわ男子様は特に面白いしカッコいいので是非見てみてください(*´ω｀*) (2月15日 19時) (
レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
影(プロフ) - 2回目のご参加、ありがとうございますー！正直、あまりジャニーズ様のことはあまり知らないのですが、雨萩さくり さんの小説で興味がわいてきました！テレビなどに出ていたら見てみようと思います！ (2月15日 18時) (レス) @page21 id: 2ac859685b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨萩さくり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時：2024年1月26日 15時
