勉強会 ページ35
『お邪魔しま〜す』
「いらっしゃい、結城ちゃん。奥の部屋空いてるから好きに座っていいよ」
『ありがとうございます!』
ー−−定期考査が迫っている某日。
うちが勉強に苦戦していると相談したところ、”勉強教えようか?”と提案してくれた方が現れた。
その方の名前は上智大学院出身・snow manの緑色担当、阿部亮平くんだ。
今日は忙しい日々の合間を縫って数時間だけ阿部くん宅で勉強を教えてもらうことになっている。
阿部「緑茶とコーラがあるけど、どっちがいい?」
『えっと、緑茶でお願いします』
「了解」と返事をした後、彼は温かい緑茶を入れてくれた。
流石、信頼と実績の阿部くん。気遣いが自然でカッコええわ。
そんなことを考えていると、「そういえば」と何かを思い出したかのように口を開いた。
阿部「二時間後ぐらいにラウールとめめが来るから、それまでに少し復習できるといいかも」
『分かりました!お忙しい中時間を作ってくださりありがとうございます』
阿部「それは結城ちゃんも一緒でしょ?それに、あの二人は俺が意図的に呼んだんだ」
意図的に……?どういう意味なんやろう。
首を傾げていると、阿部くんはクスッと笑って私の隣に座った。
そして、「俺たち、ある意味初対面みたいなもんじゃん?」と言葉を続けた。
阿部「お仕事では何回か関わったことあるけど、プライベートは今日が初めてだし。
そんな奴と二人きりで勉強は気まずいかなぁと思って、
普段から結城ちゃんと交流のあるラウールとめめを呼んだってわけ」
”そっちの方が安心するでしょ?”と問いかけてくれる阿部くん。
し、紳士的や……!!なにわとはまた違う良さがあってええなぁ。
「そういうことやったんですね」と呟くと、”うん”と相槌が返ってきた。
阿部「とは言っても、あいつらが来ると絶対に勉強に集中出来なくなるから、
まだ来てない今のうちに勉強始めちゃおう」
『そうですね』
遊びが優先されちゃって勉強どころじゃなくなりそうやもんな。
そんな会話をして勉強をしてたらあっと言う間に時間が過ぎていき、
気が付いたら開始から一時間半も経っていた。
時の流れは早いなぁと思っていると、”ピンポーン”とインターフォンが鳴り響いた。
阿部「……あれ?まだ約束の時間じゃないはずなんだけどな」
不思議そうに呟きながら、阿部くんは立ち上がって玄関に向かった。
＊→←HappyBirthday Dear Takahashi Kyohei
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雨萩さくり(プロフ) - 影さん» こちらこそ参加させてくださりありがとうございました！！興味を持ってもらえて凄く嬉しいです✨なにわ男子様は特に面白いしカッコいいので是非見てみてください(*´ω｀*) (2月15日 19時) (
レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
影(プロフ) - 2回目のご参加、ありがとうございますー！正直、あまりジャニーズ様のことはあまり知らないのですが、雨萩さくり さんの小説で興味がわいてきました！テレビなどに出ていたら見てみようと思います！ (2月15日 18時) (レス) @page21 id: 2ac859685b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨萩さくり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時：2024年1月26日 15時
