お疲れ様 ページ27
西畑「デッデーン!今日は大ちゃんが同室相手やで!」
『おぉ、仕事モード並みにめっちゃテンション高いなぁ。カメラも回ってへんのにどないしたん?』
西畑「結城と久々の同室やからな。嬉しくてついはしゃいでもうたわ」
何がそんなに嬉しいのかは分からんけど、まぁ悪い気はせんからええか。
クスッと笑いながら寝る準備をしていると、後ろからギュッと抱き着かれた。
この部屋にいるのはうちと大吾くんの二人だけ。
つまり、この状況においてうちを抱き締めてくる人は一人しかおらんというわけだ。
西畑「んー、やっぱり結城は抱き心地ええなぁ」
『ちょ、重いって!普通に潰れそうなんやけど!?』
西畑「大丈夫やってぇ。ちゃんとベットがある方向に体重掛けてるから」
『そういう問題やなくて……!!』
重さに耐えきれず、うちはそのままベットにダイブしてしまった。
大吾くんは太ってるってわけやないしむしろ細い方やとは思うんやけど、
流石にこの体勢で成人男性の体重を支えるのはキツすぎる。
上に乗っかられたので「うぅ」と呻き声を上げていると、大吾くんはちょっと体をズラしてくれた。
お互い横になった状態で、後ろから大吾くんに腕を回されている。
しばらくの間沈黙が続いた後、うちは”また無理したん?”と問いかけた。
西畑「え?」
『いくらうちに甘々な大吾くんとはいえ、ここまですることってなかなかないやん。
するとすれば恐ろしくテンションが高い時か、相当疲れてる時。そして今は後者なんやろ?』
うちの推測に大吾くんは何も返答しなかった。ホンマに違う場合は反論するやろうからな。
大方、うちの予想は合ってるってことや。
そんなことを考えていると、「ごめんな、結城」と小さく呟く声が聞こえた。
西畑「後輩に疲れてるのがバレるとかダメな先輩やな。これからもっと気合入れんと＿＿＿」
『大吾くんはダメな先輩なんかやない!』
西畑「……っ!?」
『”疲れ”に先輩も後輩も関係あらへん。
疲れてるってことは、それだけ大吾くんが頑張った証拠やから。自分を責めたらアカン。
ー−−うちは年下やし後輩やから頼れないやろうけど、大吾くんの話を聞くことは出来るから。
辛いときは強がらんといて』
肩に、温かい水滴が落ちてくるのを感じた。
「ありがとな」と震えた声でお礼を言う大吾くんの声を聞きながら、
うちのお腹に回されている手をしっかりと掴んだ。
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雨萩さくり(プロフ) - 影さん» こちらこそ参加させてくださりありがとうございました！！興味を持ってもらえて凄く嬉しいです✨なにわ男子様は特に面白いしカッコいいので是非見てみてください(*´ω｀*) (2月15日 19時) (
レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
影(プロフ) - 2回目のご参加、ありがとうございますー！正直、あまりジャニーズ様のことはあまり知らないのですが、雨萩さくり さんの小説で興味がわいてきました！テレビなどに出ていたら見てみようと思います！ (2月15日 18時) (レス) @page21 id: 2ac859685b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨萩さくり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時：2024年1月26日 15時
