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年上組と分かれた後、一緒にスタジオ入りした流星くん＆みっちー、
それから遅刻ギリギリの時間に登場した謙社、
そして遅刻をして丈くんにガチ説教されて反省中の恭平にもバームクーヘンを渡した。
写真撮影とインタビューが終わり、うちは荷物を持って「お疲れ様です!」と頭を下げた。
いつもならメンバーやスタッフさんとお仕事のお話とかをしてるところやけど、
今日はそんなことをしてる時間がない。
恭平の遅刻＋機材トラブルで撮影終了時刻が予定より一時間半も遅れてしまい、
うちは内心めちゃくちゃ焦っていた。
お仕事中はスマホなんていじれんから、緊急事態以外誰かに連絡することも出来ない。
ある意味めちゃめちゃ緊急事態やけど、完全なる私情やからスタッフさんには言えんかった。
最悪!!絶対待たせてもうてるわ。
うちは走りながら耳にスマホを当て、”彼”に電話を掛けた。どうか、どうか繋がりますように……!
そう願っていると、幸いにも彼はすぐに出てくれた。
「はい」
『もしもし、雨宮結城です。実は撮影が長引いちゃって連絡出来んくて……!
ホンマにごめん!!今、どこにおる!?』
「あー、そういうことやったんや。俺は待ってる時間も結構好きやから気にせんといて。
待ち合わせ場所の近くのカフェにおるから、地図送るわ」
彼はいつも通りの明るい声でクスッと笑いながらそう言ってくれた。
あー、ホンマに優しすぎて涙出て来そう。うちは「ありがとう!」と言って一旦通話を切った。
そこから交通機関を駆使して目的地の場所まで向かった。
駅から出て辺りを見回すと、彼は待ち合わせ場所のところに立ってくれていた。
『紫耀くん、遅れてごめんなさい!』
平野「お、やっほ!……まぁまぁ、仕事は仕方ないし、俺も気にしてないから大丈夫やで。
それより今日は久々に遊ぶんやから、全力で楽しも!な?」
そう＿＿＿うちの初恋の相手は一足先にデビューしたKing&Princeの平野紫耀くんだ。
Jr.時代にお世話になった、うちにとって大事な先輩。
紫耀くんが東京に行くことが決まって離れ離れになってからも、うちは仲良くさせてもらっていた。
諦めてるはずやのに、何度会ってもうちの心臓はずっとドキドキしてる。
ー−−今まで伝えられんかった想い、バレンタインの今日なら伝えること出来るんかな。
ぼんやりそんなことを考えながら、「どこ行く?」と言って歩き出す紫耀くんの服を掴んだ。
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雨萩さくり(プロフ) - 影さん» こちらこそ参加させてくださりありがとうございました！！興味を持ってもらえて凄く嬉しいです✨なにわ男子様は特に面白いしカッコいいので是非見てみてください(*´ω｀*) (2月15日 19時) (
レス) id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)
影(プロフ) - 2回目のご参加、ありがとうございますー！正直、あまりジャニーズ様のことはあまり知らないのですが、雨萩さくり さんの小説で興味がわいてきました！テレビなどに出ていたら見てみようと思います！ (2月15日 18時) (レス) @page21 id: 2ac859685b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨萩さくり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時：2024年1月26日 15時
