私は歌い手であり、シェアハウスのメイドです〈桜月〉×〈彩花〉 (ページ5)

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第三話-最悪な再開-(桜月) ページ5

貴方side

『お、お邪魔します...?』

なんか、私玄関にずっとたってたらろなさんにおいでと言われ、リビングです。

?「お邪魔するなら帰ってくんない?」

昔、どっかで聞いたことある...誰だろう?

96「こらぁぁぁつっきー!!!そんな事言うんじゃない!」

つっきー...月...天月さん?あれ、お兄様に声が似てる?

『お兄様...ﾎﾞｿｯ』

もちろん私の近くにいたろなさんと天月さん(仮)には聞こえたらしい。

ろん「え?お兄様?」

天月「?!も、もしかしてお前...!!」

やっぱりお兄様なんだね。

『お久しぶりでございますね。お兄様。私は月雲Aですよ』

敬語、やっぱりなれてるのかな?言いやすい。

天月「会いたかった...どこ行ってたんだよ...」

は...?私が養子という理由でいじめられてたの知らないんだ。

『私はお兄様が兄_失格_と思えます。』

天月「なんで?俺、ずっと探してたんだよ?母さんと父さんに聞いたら家出って言うから。」

ふざけんな...お母様とお父様が追い出したのに...

『その情報は違いますね。あと、私が養子でいじめられてたというのはご存知ではないでしょう?』

あっ...周りをチラッとみてみると、リビングのドアに皆耳を傾けていた

天月「知らなかった...ってか、そろそろ敬語やめたら?めんどくさいでしょ。」

あーあ、個々でバラすのか

『仕方ないじゃないですか。メイドの癖ですし。お兄様にタメで話したら殴られます。』

皆-天_貴「え?メイド...?」