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｢後1分ってとこかしら｣
告げられたあまりにも短い時間
その時間の答えは『彼女』にしか分からない
｢警備ガバガバねぇ…そんなこと言うの私だけか｣
苺のように赤い可憐な唇
なびく銀髪
華奢な手首
撃ち抜かれそうな青眼
彼女は全てが美しかった
その上力にも恵まれている
｢ほいっ｣
彼女が城壁に拳を当てた瞬間
まるで高く積み上げたジェンガを崩したように
ガラガラと音を立て、城壁に穴を開けた
それに応じたかのように鳴るサイレン
｢サイレン鳴るの早いわね！この国優秀だわ！｣
世界でもトップクラスに君臨する我々国に対して
優秀だと言った彼女は
少女の様に無邪気な顔をしていた
コツコツと、彼女のブーツの足音が響く
普通のブーツより重い音がするのは
果たして気の所為だろうか
｢んーっと、医療室は…｣
mb｢動くなｯ!!｣
響く声
彼女はそれに思わず眉を寄せた
｢…何?今忙しいのだけれど｣
mb｢ｯ…何者だ貴様!!何をしに来た!!｣
彼女の美しさに一瞬たじろいだ兵士
その兵士の後ろには
50人は居る大量の屈強な兵士達がいた
それを見た彼女は面倒くさそうに口を開く
｢……あのねぇ、女1人に対してそれ卑怯じゃない?｣
mb｢…この国ではこれが作法でな!!｣
一気に襲いかかる兵士達
彼女は普通に歩き
『何か』を行った
女1人に対して大量の兵士
結果は丸分かりだ
そこに立っていたのは___
気を失い体には切り傷が大量に有る屈強な兵士達
.
かすり傷ひとつ無い彼女の姿
彼女は髪をかきあげると
｢ま、たかが雑魚50人じゃ相手にもならないわね｣
と言い残し
素早い動きで医療室へ向かった
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時雨坂 - プリ小説の方も読ませていただきました！あちらでコメントできないのでこちらでコメントさせていただきます！snさんのあまりないのでうれしうです！ (2021年3月8日 6時) (
レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
ハルボー - 今のも面白いからやってほしいけど、新しいのもやってほしい！ (2020年5月12日 22時) (レス) id: 9976ee2b70 (このIDを非表示/違反報告)
桜ユッケ。(プロフ) - キアさん» なる程 (2020年5月12日 15時) (レス) id: 60353753ea (このIDを非表示/違反報告)
キア(プロフ) - 学パロ×転生パロとかどうでしょう？ この小説大好きです！これからも更新頑張ってください！そして新しい小説も頑張ってください！ (2020年5月12日 14時) (レス) id: e0ff97e556 (このIDを非表示/違反報告)
ムノ - 浮気してない?のくだりが好きすぎて好き更新無理ない程度に頑張って下さい (2020年5月8日 17時) (レス) id: 979b6668ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sakurayukke桜ユッケ | 作成日時：2020年3月24日 1時
