何故 ページ10
syp｢ｯ着いた...｣
バイクで走った
心臓が太鼓みたいにうるさい
でもこれは疲れじゃなくてAさんを思っているせいだと思う
貴方に会いたい
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ピンポン、と鳴るチャイム
心臓が自然に収まる
｢はーい｣
Aさんの声だ
顔が熱い
ドアが開き、Aさんを見ると
｢っショッピさん!?｣
syp｢...ｯえ｣
酷くやつれた顔
泣き跡も有る
髪も乱れていて
痣が出来ている
見た瞬間
事の惨事後だと分かった
syp｢...Aさん...!!｣
｢見ないで!!｣
しゃがみ込み、震える彼女
その先に見えたのは
＿＿＿コネシマさんのお父さんだった
shp｢ｯ...あのクソ野郎がｯ!｣
憎い
大切な人__Aさんを傷付けた
アイツが
syp｢Aさん...大丈夫ですか...?｣
｢ｯ...うんｯ｣
大丈夫な訳が無い
震えてる
syp｢...入ります｣
｢え?...あｯ駄目ｯ!!｣
悲痛な声に心を痛めながら、酒と煙草の匂いが充満した部屋に入る
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
父｢あぁ?...なんだお前、勝手に入るんじゃねぇ!!殺すぞ!!｣
syp｢やってみろよｯｯ!!｣
クソ野郎の服を掴み、締め上げる
syp｢ｯお前だけは....!!｣
父｢ｯｸﾞ｣
苦しそうにしている
その苦しみは
あの人たちの苦しみの10%にもならない
更に加わる力
憎しみからか、無限に出てくる
そのまま死んでしまえ
______｢辞めてぇぇ!!｣
何故
止めるの
syp｢ｯこの人は!!｣
｢人殺しなんて枷を付けなくていいの!!｣
syp｢...貴方は優し過ぎるｯｯ!!!どうして俺を｣｣
｢ｯ早く出てってよ｣
syp｢でも｣
｢早くｯ!!｣
外に出される
抵抗する気にはならなかった
彼女のあんな顔
初めて見た
当たり前だ
知り合って1ヶ月しか経っていない
俺は、彼女を知らなすぎるのか
ドアの鍵の閉まる音
その音が俺には
彼女の心から鳴った気がした
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ゆけちゃ。(プロフ) - プリ小説です (2020年7月21日 23時) (
レス) id: 2288af3b41 (このIDを非表示/違反報告)
ゆけちゃ。(プロフ) - 垢移動しますというか違うアプリに変更します (2020年7月21日 23時) (レス) id: 2288af3b41 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - キュンッッ！親父さんを東京湾に放す〜 (2020年5月28日 8時) (レス) id: 112ffdec35 (このIDを非表示/違反報告)
てんてん - キュゥゥンッッ (2020年5月27日 16時) (レス) id: 8b0c6690f4 (このIDを非表示/違反報告)
備長炭(プロフ) - いつも拝見しています。私のアイデアとして、愛を知らないメイドさん、みたいな感じはどうでしょうか？コメント失礼しました。 (2020年5月12日 16時) (レス) id: 040369968f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sakurayukke桜ユッケ | 作成日時：2020年1月24日 0時
