出来損ないは英雄 (ページ7)

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必殺技ページ7

｢……ﾊｯ!!｣

｢出来てるゾ!!……5分休憩だ｣

｢ﾊｧ……疲れた｣

一つ分かったことがある

グルッペンはスパルタだ

絶対S

教えて貰い始めた時……

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｢よし、じゃあ俺の股に足を掛けながら前に倒れ、肘打ちしてみろ｣

｢えっ…!?それは無理過ぎない!?｣

｢俺は出来るぞ、だから出来る｣

｢何その謎理論!?それはグルッペンだけじゃ｣

｢とりあえずやってみろ、出来なきゃ蝿達に勝てんぞ｣

｢うぇぇ………｣

｢早くやれ!!｣

｢はいい!!｣

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声に威厳があり過ぎて……

その声誰もが従うんじゃないかな

性格もいいし

カリスマめっちゃあるし

総統なれるじゃん

そんな事を思いつつも、立っているのも疲れてきたため、地面に転がる

冷たい地面は息を整えるのに丁度いい

｢……ﾊｧｰ……グルッペン、総統向いてるよ｣

｢そうか?……だが俺にまとめる力はあるのだろうか｣

あるでしょ

あいつら(クソ野郎達)もまとめてたし

｢うーん……少なくとも、グルッペンが総統になったら私はついて行くよ｣

｢……そうか……Aが一緒に着いてきてくれるなら…目指してみるか｣

｢何それ｣

嬉しいけど、私が着いてきてもいいのかな

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｢休憩終わりだ｣

｢時間的にまだ大丈夫と思ってた……｣

思考がスパルタ教室受けたくなかったのかなぁ

｢と、言っても、もう完成に近いから後10分ぐらいで完成するんじゃないか?｣

｢え、私出来損ないなのに?｣

｢Aは俺の体力倍あるから5倍キツめにしたが、大丈夫っぽいな｣

｢5倍!?いやいやいや大丈夫じゃないんですけど!?｣

｢早くやるぞ｣

｢講義聞いてくれない……もうｯ!!分かったよ!!｣

やってやるよコノヤロウ

｢じゃあ足踏み1万回な｣

｢無理過ぎない!?｣

やっぱりグルッペンはスパルタだｯ!!!!