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眩しさに意識が浮上する
ゆっくりと目を開けば知らない部屋
ではなく、見慣れ自室の天井
｢だっる…シャワー浴びよ｣
のそりと起き上がり浴室へ向かう
キュッｼｬｧｰｰ
気だるさを流すようにシャワーを浴びる
あの後、宮さんとの甘い一夜にはならなかった
ーーーーーーーーーー
“ ｢これ飲んだらおしまいにしよか｣”
こんなこと言われたら期待するじゃん？
この後に起こる何かに期待をしていた
お酒と熱でふわふわと酔ってるところに
スマホのバイブレーションの音がした
誰か電話来てるんだなぁと思えばまさかの私
発信主を確認すれば
『主任』
え？嘘でしょ？？なんでこの時間に？？
宮さんの様子を伺うと『ここで構わへんよ〜』と手を振る
ごめんなさいと謝りながら電話に出る
｢お疲れ様です。如月です。｣
『如月さんごめんね〜。こんな時間に』
主任は基本遅くに電話をして来ない
来るとしたら緊急性と悲報の連絡
｢いえ。何かありましたか？？｣
『それがね。2ヶ月前からのプロジェクトあるじゃん？スポドリの』
｢あー。提案書とデザイン案の提出しましたよね？どこか不備とかありましたか？｣
確認した感じだと不備はなかったはず…
期間も余裕を持って行っていたし
『それがさ…』
主任の声が一気に暗くなる
『向こうの都合で、今までの仕様全変更･･･』
････････････は？
さっきまでの酔いも熱もスっと落ちていく
｢ぜ、全変更って･･･まさか｣
自分でも分かるほどに顔が引きつっていくのが分かる
『ご察しの通り、全部やり直し』
やっぱり･･･
『それで仕様変更の説明とかで打ち合わせが急遽入ったんだよね』
｢打ち合わせはいつですか？｣
『明日の午後3時から打ち合わせ場所はクライアント先』
｢明日ですか･･･｣
私の休日････････････
『ごめんね！！如月さんお休みだったけど、どうしても参加してほしくて！！』
『休日手当つけるから！！！』と電話越しの主任の声に｢わかりました｣以外に返す言葉が見つからない
詳細を聞いて通話を切る
｢ごめんなさい宮さん。仕事が入ったので帰ります｣
侑｢おー。大体予想着いた。｣
ーーーーーーーーーー
キュッキュッ
水気をタオルに吸わせながらリビングへ戻る
テーブルの上にある1枚の紙を手に取る
流されなくて良かったのかそうでないのか
ボーッと紙を見つめる
“俺の連絡先！登録しといてな！”
とりあえず出勤の準備をするか
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桜狸(プロフ) - ゆきさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けてとても嬉しいです！！泣ご心配ありがとうございます泣これからも更新していきますのでよろしくお願いします！！！ (2020年9月8日 8時) (
レス) id: 248de44e3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ゆきさん» 桜狸さん、たびたび失礼します。↓で、桜狸さんのお名前を誤変換してしまいました。大変申し訳ありません！修正できないため、こちらでお詫びさせていただきます…。 (2020年9月7日 22時) (レス) id: 62301cea16 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 桜理さん、いつも素敵なお話をありがとうございます！桜理さんの書く侑くんと梨沙ちゃんの世界が大好きです！お仕事お忙しいことと思いますが、これからも無理をせず更新していってくださいね。 (2020年9月6日 16時) (レス) id: 1f668ec96f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜狸 | 作成日時：2020年8月3日 23時
