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A「鶵、手伝ってくれる?」
鶵「うん!任せて!」
A「12時には戻りますね」
善逸「はーい!」
Aは鶵君を抱えて窓から飛び降りていった
善逸「.....は?!嘘飛び降りちゃったの?!ここ外壁に足場無いよ?!」
天元「ははっ相変わらず派手だなぁ、あいつは」
庭園〜〜
A「鶵は西、私は東の方を探索するのよ」
鶵「分かったよ〜!」
A「あまり奥には行き過ぎないようにね 人気の無い所は何があるか分からないから...」
Aは僕の首に藤の花が入ったお守りをかけてくれた
鶵(鬼の手がかり掴めたらAに褒めてもらえるかも...!!)
A「?」
鶵はやけに張り切って庭園に入っていった
〜〜
A(それにしても、随分広い庭園ねぇ... 鶵は迷子になってないといいのだけど...)
周りは木ばかりだ
陽の光も差し込まないし、鬼にはうってつけの場所だろう
人間が何人いても、この庭園で殺されたら見つけられないだろうな
A(絶対に今回で捕まえてみせる...誰が黒幕だったとしても罪を償わせるんだから...)
〜〜
鶵「.....何にもないなぁ」
僕はAの言葉も忘れて奥へと進んでいってしまった
鶵「あ、あれ...ここ...どこ?雅ー!雅ー!!」
鶵「ど、どうしよう...みや、び...」
声が段々と震えてくる
息があがって呼吸がしにくい
鶵(...苦しい...怖いよぉ A、助けてぇ...)
心音が耳に響く
Aを探したいのに焦って集中出来ない
ガサッ
鶵「!!」
「...鳥だ...捕まえなきゃ」
鶵(っ...嫌、だ)
〜〜
A「っ鶵?!」
鶵が助けを求めてる...!
まさか...鬼?
いや、この時間帯は全員部屋にいるはず...
A(考えるよりも助けるのが先...!)
私は銃を片手に走り出した
A「鶵!!」
「あ...」
鶵「み、雅ぃ...!」
鶵は鳥かごに入れられていた
その鳥かごを持っているのは10歳程の女の子
A「.....その文鳥を離してあげてくれないか?檻に入れるのは可哀想だよ」
鶵(っ...A...銃しまっちゃった)
「私が捕まえたの!!だから私の物なの!!」
A「...」
鶵「っ違う!!僕は雅のものなの!!ここからだしてよー!!」
A「ふふっ そういう事だから、鶵を解放してくれるね?お嬢様」
「!!...あ、あなたもしかして使用人ね?!」
A「そうだよ 今日からよろしくね」
「..... 名前、乙葉だから...」
A「おと、は?」
「だからっ!!お嬢様って呼ばないでよ?」
A「!はい、乙葉様」
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amuu(プロフ) - 本誌が辛すぎる…思考停止して更新遅れました笑 (2020年4月17日 0時) (レス) id: 418e25262e (このIDを非表示/違反報告)
くまくまちゃん(プロフ) - うあ!気になる! (2020年4月13日 12時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまちゃん(プロフ) - 頑張れ! (2020年4月6日 14時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)
amuu(プロフ) - 嬉しい!!頑張ろ( *˙ ˙* ) (2020年4月3日 0時) (レス) id: 418e25262e (このIDを非表示/違反報告)
くまくまちゃん(プロフ) - 気になるよぉ~(>_<)うぅ~(ToT) (2020年4月2日 22時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:amuu | 作成日時:2020年3月30日 15時