【鬼滅の刃】君と過ごした日々よ

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俺達のクラスのメイド喫茶はあっという間に全校中の話題となった

A｢いらっしゃいませ ご注文はいかがになさいますか？｣
｢わ...ほんとに美少女だ... あ、あの一緒に写真撮ってもいいですか｣
A｢はい 私で良ければ｣

炭治郎(最初は乗り気じゃなかったけど、頑張ってくれてるな)

話題になった理由は、店の宣伝の為に作ったAの等身大パネルを飾っていたから

炭治郎(これを飾った時の先生達の反応は凄かったなぁ...全員びっくりして硬直してたっけ)

転校してきただけでも大分大騒ぎになったのに...

今日限定でメイド服を着てるなんて知ったら、お客さんが大勢来るのも仕方ない気がするな

Aは一度目にしたら一目惚れしてしまう程可愛いと自分でも思う

顔だけじゃない 性格もいつもはおしとやかだけど、落ち込んだ時笑顔にさせてくれる...


A｢...炭治郎君？｣
炭治郎｢！...あ、ごめんな 何だったか？｣
A｢炭治郎君がぼーっとしてるなんて珍しいわね 熱でもあるのかしら...？｣
炭治郎｢あはは...大丈夫だよ｣
A｢そう？｣
善逸｢ちょっ炭治郎！3番テーブルのオーダー行ってないじゃん？！｣
炭治郎｢あっ！！ごめん善逸｣
善逸｢どうしたんだよ 熱でもあるのか？｣
炭治郎｢！ Aにも言われたよ、俺は大丈夫だ｣
A｢ふふっ｣

暫く経って、お客さんも少なくなった

炭治郎(疲れた...これで午前中は終了かな)


冷たい物が首筋に伝わる

炭治郎｢！！ 冷たっ｣
A｢ふふっ どうぞ、炭治郎君｣
炭治郎｢Aか ありがとう｣
A｢驚かせてしまってごめんなさいね｣
炭治郎｢.....明日の任務のことだけどさ、本当に1人で大丈夫か？｣
A｢...どうして？3日間も炭治郎君達がいてくれるのよ？これまでの任務よりずっと気が楽になるわ｣
炭治郎｢...そっか！俺、前世の時より強くないけどさ 絶対Aを守るからな｣
A｢.....うん///｣
A｢炭治郎君達がこんなに頑張ってくれるなら、もう私は必要ないかもしれないな｣
炭治郎｢Aは居ないとだめだ Aのおかげで今の鬼殺隊があるんだから｣
A(...お館様が鬼殺隊に戻ってきたら、私は鬼殺隊に居ても意味が無い 狐としての役割を終えたら...私は鬼殺隊を.....辞めよう 自分の本当にすべき事、人を統べし者として今度こそ1人残らず鬼を滅ぼさないと...)

ギュッ

A｢何ですか？｣
炭治郎｢...ごめん 少しの間こうさせてくれ｣

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