【鬼滅の刃】君と過ごした日々よ

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A｢雛は人探しが上手なの ね、鶵？｣
鶵｢うん！迷子を見つけるのは得意なんだー！！｣
カナエ｢そうなのね！カナヲを見つけてくれてありがとう、鶵｣
鶵｢どういたしまして！！｣

ｰｰ

炭治郎｢…そうだったんだな｣
A｢あらあら 2人で何話してるんですか？｣
カナヲ｢！ Aさんとの出会いを話してたんです｣
A｢そう カナヲちゃん、銅貨を投げなくても自分の気持ちを伝えてくれるようになったから嬉しいわぁ｣
カナヲ｢も、もうAさん！お母さんじゃないんだからそんなこと言わないでください〜！｣
A｢ふふっ ごめんごめん｣
しのぶ｢カナヲー？帰りますよー｣
カナヲ｢は、はーい！今行きます！｣

A｢…ふふっ カナヲちゃんも成長したなぁ｣
炭治郎｢2年間もカナヲを育ててたんだな｣
A｢そうね 前世の時から少し心配してたのよね…感情が上手く出せないこと、私なら何かしてあげられるんじゃないかと思ったの｣
炭治郎｢まだ9歳だったんだろう？Aは優しいな｣
A｢…そう？ 私、ちゃんとみんなの為になっているのかしら｣
炭治郎｢うん 十分過ぎるくらいにね｣

朝〜〜

私はいつも通り大量の手紙を抱えて職員室に向かった

A｢いつになったら無くなるのかしら…靴箱が先に壊れてしまいそうだわ…｣
カナエ｢おはようAちゃん｣
A｢あら おはようございますカナエさん｣
カナエ｢ねぇ聞いてくれない？！昨日ねぇカナヲが1人で料理してくれたのよ〜！｣
A｢まぁ 1人でですか？凄いですね｣
カナエ｢そうなのよ〜！最初は心配で仕方がなかったんだけどね…｣
A｢ふふっ 分かりますよ｣

〜〜

職員室に入って椅子に座ると、向かいの椅子に天元が座った

A｢……｣
天元｢寝不足か？｣
A｢私のことですか？｣
天元｢あぁ 凄く眠たそう｣
A｢そうですかね？まぁ最近は任務の準備もあるので少し忙しくて｣
義勇｢A…どこに行くんだ？また1ヶ月も行ってしまうのか？｣
A｢お屋敷よ 心配しなくても3日で帰るわ｣
義勇｢！…本当か？｣
A｢えぇ 天元達はね｣
実弥｢Aは帰ってこねェのか？｣
A｢私はいくつかやりたいことがあるから帰れないわ 天元達は学校のこともあるし、何より危険だからね｣
天元｢俺は残るぞ？｣
A｢だーめっ 嬉しいけど気持ちだけ受け取っておくわ｣
天元｢…///｣
実弥｢いつから行くんだァ｣
A｢そうねぇ 文化祭の次の日に出発しようかしら…｣

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