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私は銃を取り出す
父親「?!…チッ」
男性はその場を離れ、女の子の首元にナイフを向けた
カナヲ(死ぬのかな…)
A「…もう一度言うわ その子を解放しなさい 指示を無視するのなら貴方を殺します」
父親「やれるならやってみろ!!こいつに当たっても知らないけどなァ!!」
A「…そう 残念ね」
私は走って男性の顔面を思いっきり蹴った
カナヲ「!!」
A「…気絶しちゃったか」
カナヲ「私を殺すの?」
A「!…違うよ 貴方を助けに来たんだよ もう怖くないからね 一緒に帰ろう?」
カナヲ「…」
女の子は汚い私をそっと抱きしめてくれた
それから私は栗花落カナヲと名ずけられ、Aさんと禍ノ兎さんと一緒に過ごした
毎日私の知らないことを教えてくれた
A「カナヲちゃん、今からお仕事があるの 一緒に来る?」
カナヲ「…行きたい」
A「この世界にはね、鬼がいるのよ」
カナヲ「鬼?」
A「そう 鬼は人間を喰って生きている…私達はその鬼を滅ぼさなければならないわ」
ガサッ
カナヲ「!…何?」
A「これが鬼よ 前、話したよね 鬼殺隊のこと」
カナヲ「うん…Aのやっている仕事でしょ?鬼を狩ってる組織」
A「この鬼達を倒すために、私達鬼殺隊がいるのよ」
Aさんと過ごし始めてから2年が経った
私は前世の記憶を取り戻すことが出来た
カナヲ「…A、さん」
A「えぇ 記憶が戻って良かったわ じゃあ行きましょうか」
カナヲ「え…ど、どこにですか?」
案内されたのは、どこか見覚えのある場所
A「こんにちは しのぶちゃん、カナエさん」
しのぶ「…カナヲ!!」
カナエ「しのぶ、だめよ カナヲが困っちゃうわ…初対面なんだから」
しのぶ「そっか…」
しのぶ姉さん…カナエ姉さん…
カナヲ「…」
A「行っておいで、カナヲちゃん」
カナヲ「い、行ってきます!お世話になりました!」
A「ふふっ」
私はカナヲちゃんに手を振って送った
カナヲ「しのぶ姉さん、カナエ姉さん…ただいま!」
カナエ「!! カナヲ〜!大きくなったわね〜!!」
しのぶ「ちょっと姉さんったら泣かないでよ」
カナエ「だってぇ…またカナヲと会えるなんて嬉しくて…」
しのぶ「それにしてもAちゃん どうやってカナヲと出会ったの?」
A「カナヲちゃんのことは知っていたわ 今世でも同じ目に会っているだろうと思ったから、私の鎹鴉と探したの」
カナエ「私が探した時は手がかりすら掴めなかったのに…」
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amuu(プロフ) - 本誌が辛すぎる…思考停止して更新遅れました笑 (2020年4月17日 0時) (レス) id: 418e25262e (このIDを非表示/違反報告)
くまくまちゃん(プロフ) - うあ!気になる! (2020年4月13日 12時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまちゃん(プロフ) - 頑張れ! (2020年4月6日 14時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)
amuu(プロフ) - 嬉しい!!頑張ろ( *˙ ˙* ) (2020年4月3日 0時) (レス) id: 418e25262e (このIDを非表示/違反報告)
くまくまちゃん(プロフ) - 気になるよぉ~(>_<)うぅ~(ToT) (2020年4月2日 22時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:amuu | 作成日時:2020年3月30日 15時