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そんなこんなで1時間目から4時間目まで終わってお昼休みが始まった

私はいつも親友の梨々花と一緒にお昼ご飯を食べる。

道枝くん...誰と食べるんやろ

そんな事を考えて居ると道枝くんの声がした

道枝「あ!君!」

誰の事言ってるんやろ。

道枝「藤原さん!」

うちやん( ˙-˙ )

「はい??なんですか」

緊張して声がカタコトになってしまった。

道枝「良かったらやけど一緒にお昼ご飯食べへん?」

え、何を言ってるんこの人

「はぁぁぁぁぁぁぁあ!?!?む、む、無理です無理です!!」

私は咄嗟にこう言ってしまった。

梨々花「ええよ!一緒に食べようや!」

りりかぁぁぁぁぁぁぁあ!!!

なんて事言うてくれんねん!!

道枝「ほんまか!ありがとう!!」

交渉成立してもうてるやん!!!

という事で、今の状況に至るわけです。。

折角梨々花が道枝くんと話す機会(?)作ってくれたのに、何も道枝くんと喋ってへん。
梨々花「ていうか、道枝くん、なんでうちらとご飯たべようって誘ったん??」

道枝「藤原さん面白い人やから気になってん!そう言えば名前聞いてへんかったな!藤原さん下の名前はなんて言うん?」

「Aです」

道枝「Aか!可愛ええ名前やな!俺Aちゃんて呼んでええ?あと、敬語なし!俺ら同い年やねんで?笑」

「おん!笑」

可愛ええ名前って初めて言われたわ...

嬉しい...

梨々花「はいはーい!うちは佐々木梨々花やで!」

道枝「そうやったん笑元気ええな笑」

梨々花「Aもいつもこんなんやのに今日はどないしたん??笑」

ニヤニヤしながら私に問いかける梨々花。

「は、はぁ!?別にいつも通りやし??」

梨々花「絶対ちゃうやん〜笑」

梨々花と道枝くんはすっかり仲良くなって、打ち解けてる。

こんな感じで、道枝くんと距離を縮められないまま昼休みが終わった。

梨々花「なぁ、A!」

「ん?」

梨々花「A道枝くんのこと好きやろ?笑」

え!?まさかバレてる!?

「べつに好きとかそういうんやないし!ただ気になってるだけで...」

梨々花「やっぱり〜!気になってるんやん?」

因みに梨々花は彼氏持ち。

しかもめっちゃイケメンの笑←ここ関係ないわw

「梨々花はええよなー...めっちゃイケメンな彼氏おって。」

梨々花「Aにもすぐできるて!笑ほら、候補はもう既に決まってるんやから!」

そう言って道枝くんの方を指さした。

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作者名:しずく | 作成日時:2018年6月3日 21時

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