4話 ページ6
最悪の二つ名がつけられてから
クロや研磨、バレー部の皆
監督や先生も家族も
その二つ名が俺の目に、耳に届かない様に
とても気を使ってくれていた。
だから、
A｢はは…久々に聞いたなぁ。それ｣
結構…心に刺さるなあ………
黒尾｢あ〜らあらちょっとそちらの方〜｣
夜久｢ウチの大事なマネージャーに何の用ですかねえ？？｣
ドス黒いオーラを放ちながらやって来たのは
ウチの保護者的ポジションのクロと夜久さん。
｢ﾋｨｯｯ｣
オーラだけでビビり散らかす相手選手の頭を鷲掴みながらの
高身長なクロの上からの威圧はもちろん
俺と同じ身長の夜久さんが、ちょっと下から相手をギロリと睨んでる感じ
とても恐ろしい。
A｢ふ、2人とも、俺は大丈夫…
ほら、
黒いオーラしまってしまって………
そいつも半分失神してるし……｣
俺の横で、女マネの子は完全に｢ひえぇ…｣と、
ビビって涙目になって縮こまってしまっている。
ﾋﾟｰｯ
タイミングがいいのか悪いのか、
試合前の集合がかかる。
夜久｢次Aの前でその言葉を口にしたら叩き潰す。｣
黒尾｢今この時点で頭潰してやってもいいくらいだからな？
行くぞ、A｣
そう相手選手に吐き捨ててから監督の元へ歩き出す2人。
A｢あ、うん。
…女マネちゃん、あの二人普段は優しくて良い奴なんだ。
怖がらせてごめんね。
女マネちゃんさえよければ、また後でお話しようね。｣
まだ少し怯えている女マネにそう言ってから
急ぎ足で監督の元へ向かった。
黒尾｢今日の練習試合、相手に1セットも取らせねえぞ。
なんなら1点もやらねえ、
ウチのマネに変なちょっかいかけた事絶ッ対後悔させてやる。｣
｢｢｢｢｢ウッス！！！｣｣｣｣｣
猫又｢はっはっはっ
黒尾はお前の事になると、冷静さが消えるな。｣
A｢ははは…
多少は残しておいてほしいンすけどね……｣
猫又｢ああなるとあいつ含め全員冷静にプレーは無理だな
今日は一段と、暴れるだろうさ｣
監督の言っていた通り、
今日の試合は研磨ですらいつもより動いて
容赦なく点をもぎ取っていたりしていた。
そのおかげなのか、
相手校に1点も取らせない。とは流石にいかないが
1セットも取らせず、
練習試合は終了した。
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キクラゲ(プロフ) - ナノハナさん» ナノハナさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！(^^)更新頑張っていきますので、これからもぜひよろしくお願いいたします。 (3月11日 7時) (
レス) id: c522cf4b3f (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ面白いです！！続きがとても待ち遠しくなります！頑張ってください！応援してます！ (3月10日 17時) (レス) @page21 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キクラゲ | 作成日時：2024年3月6日 7時
