27話 ページ29
木兎「赤葦!そんな寂しい事言わせようとすんな!!」
赤葦「いや、だって鵠さんの言う通り
もうすぐ就寝時間じゃないですか。」
今年も変わらずの二人、
赤葦さんはほんとに同い年なのかってくらいにしっかりしてる…
黒尾「木兎、テンション上がってるトコ悪ぃが
Aと勝負はやめといた方がいいと思うぜ?」
木兎「なんでだよ!
去年はこいつすぐ寝ちまってたから、起きてる今がチャンスだろ!
なあ、A!一回だけでいいから!」
赤葦「木兎さん、それ本当に一回で終わるんですか。」
A「いやぁ…えっと、俺はクロ迎えに来ただけなんで……」
木兎「もし俺と勝負して勝ったら……
チュッ○チャプスの花束のやつを買ってやる!」
赤葦「木兎さん、いくらなんでも_」
A「受けて立つ。」
黒尾「ダッハッハッハwww」
爆笑してるクロの横で
頭を抱える赤葦さんが見えた気がするけど気にしないでおこう。
木兎「大富豪のルールは色々あるからなあ
ここは先輩としてハンデだ、A決めていいぜ!」
A「じゃあローカルルールは全部アリで、いいですね?」
木兎「よっしゃあ!!ドンと来い!!!」
赤葦「木兎さん、大富豪のローカルルール全部わかるんですか
…20何種類かありますよ。」
木兎「え」
黒尾「ヒィ…w俺シーラネw」
A「ルール全部乗ってるサイトあるんで、
それ見ながらして頂いて大丈夫です。」
___
数分後
木兎「フッ…残念だったなA、
俺はKを3枚持っている!これで流石に何も出せねえだろ!!」
A「いえ、砂嵐できるんで俺からですね。」
木兎「何ィ!?!?」
赤葦「…3の3枚だし限定で、どんなカードに対しても
出せて場を流せるというルールですね。」
黒尾「なんでこんな調べねえとわかんねーような
ドマイナールール知ってんだこいつは…
お、そろそろ決着つくんじゃねーの。」
木兎「よぉし!!ここでJOKERだ!!
流石のAもこれなら_」
A「スペ3残してるんで行けます。」
木兎「何イイィ!?!?!?」
赤葦「木兎さん、さっき砂嵐された時マーク確認してませんでしたね。」
A「…7を三枚。
木兎さん、手札出せますか。」
木兎「同じ数字3枚なんてもう持ってねえよ…
くっ…流せ!!次こそ_」
A「じゃあ、ラッキーセブン成立ですね。
これで俺は上がりです。」
木兎「嘘だろおぉぉォォ!?!?」
黒尾「だーから言ったのに……」
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キクラゲ(プロフ) - ナノハナさん» ナノハナさん、コメントありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しいです!(^^)更新頑張っていきますので、これからもぜひよろしくお願いいたします。 (3月11日 7時) (レス) id: c522cf4b3f (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - 初コメ失礼します!この作品めっちゃ面白いです!!続きがとても待ち遠しくなります!頑張ってください!応援してます! (3月10日 17時) (レス) @page21 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キクラゲ | 作成日時:2024年3月6日 7時