19話 ページ21
[No side]
赤葦｢いきなり体育館を飛び出したかと思えば…
木兎さん、多分そろそろ監督から集合かかる時間ですよ。｣
ハイテンションな木兎の後ろを歩いてやってきたのは
赤葦京治、2年にして梟谷学園バレー部の副主将であった。
木兎｢ほら、A、遠慮せず俺の背中に乗れ！
光の速さで連れてってやるよ！｣
黒尾｢いや、俺が連れていく。お前に今のA任せたら
途中で落下する未来が見える。｣
赤葦｢俺も木兎さんは絶対落とすと思います。
奇跡的に落とすとまで行かなくても、勢いで鵠さん舌噛むと思います。｣
木兎｢2人して俺をなんだと思ってんだ！！｣
Aを背負って走り回る気満々の木兎だが、
自身の保護者(赤葦)とAの保護者(黒尾)に即座に却下され
｢ちぇーっ…また後でな〜｣と、若干不貞腐れながら赤葦によって回収されて行った。
山本｢黒尾さんは同学年の主将同士だからまだしも、
改めて思うのが、二年なのにも関わらず
五本指に入るスパイカーを手懐け…ゴホン
仲良いAえっぐいなあ…｣
夜久｢山本、お前今手懐けてるって言おうとしたろ。｣
海｢まあ、あながち間違ってないかもな…
荷物、持つぞ。
流石に2人分とAおぶるのはキツイだろ。｣
そう言ってAと黒尾の荷物をもらう海。
黒尾｢海、毎回悪ぃな。助かるわ。
ほら、A、ホントに今回が最後だからな。｣
A｢ん……くろ…ありがとお、｣
木兎の声に驚いて現実に引き戻されたものの
まだ眠気まなこのAは目を擦りながら黒尾の背に体重を預けた。
黒尾｢うっし、お前ら行くぞ〜。｣
一同｢｢ウーッス！｣｣
猫又｢はっはっはっ
直井｢来年黒尾無しでやってけるのかあいつは…｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 876人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キクラゲ(プロフ) - ナノハナさん» ナノハナさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！(^^)更新頑張っていきますので、これからもぜひよろしくお願いいたします。 (3月11日 7時) (
レス) id: c522cf4b3f (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ面白いです！！続きがとても待ち遠しくなります！頑張ってください！応援してます！ (3月10日 17時) (レス) @page21 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キクラゲ | 作成日時：2024年3月6日 7時
