15話 ページ17
リエーフ｢Aさん！！俺も鼻血完璧に止まったっす！！｣
先に研磨が練習に戻り数分後、
早く練習がしたくて俺の横でうずうずしてたリエーフも
無事に血が止まったらしい。
A｢うん、よかった。
血はしっかり止まってるみたいだけど
頭打ったりもしてるから
もし足がふらついたりとか、気持ち悪くなったりとか、
体調に違和感あったら、必ずすぐに言うんだよ。｣
リエーフ｢ウッス！！
それじゃ俺の活躍、見といてください！｣
そう言ってリエーフは元気に練習に戻っていった。
＿＿
リエーフ｢はぁ…はあ………｣
練習に戻って数十分
惜しい所までは行くも、まだイマイチ掴めていないようで
リエーフは何十本もぶっ続けで飛んでいる。
そろそろ休憩させた方がいいのか
掴みかけてる今、もう少し飛ばせた方がいいのか………
研磨｢次、もう一回。｣
直井｢お、おい
これから試合なんだから…｣
コーチが止めに入ろうとした所を、監督が静かに止めた。
リエーフ｢はぁ……はぁ………
お願いします！｣
息絶えだえになりながらも笑顔を見せるリエーフ。
コーチ、監督、他の部員も全員が見守る中
研磨からリエーフへ、いつもより高めのトスが上がった。
ﾊﾞｧﾝｯｯ！！！
普段の練習の時よりも、高い位置へのトス
リエーフの打点は
俺達が思ってた以上に高かった。
きっとこれは、トスをあげるのが他の誰でもない
研磨だったから導けたんだと思う。
リエーフ｢エース、開眼です！｣
研磨｢はい、もう一本。｣
リエーフ｢何度でも打ってみせますよ！！｣
クロ達も初めは驚いていたものの、安堵の表情を浮かべていた。
A｢あ…。｣
ﾎﾟｺﾝｯ
リエーフ｢痛っ｣
リエーフが盛大に空振ったボールが
ぽこんっとリエーフの頭に落ちた。
山本｢ぶわはははは！wwただのまぐれ当たりじゃねえか！｣
犬岡｢負けてらんないっす！研磨さん！次、俺で！！｣
山本｢あ、ズリぃぞ！先輩が先だ！！
研磨！エースの俺によこせ！｣
研磨｢はあ……｣
モテモテ研磨は大変そうだな。
直井｢お前ら！これから試合すんだからな！｣
猫又｢＿新しい血液が回り始めたかな｣
国平校キャプテン｢あいさつ！｣
国平生徒｢｢｢｢お願いしゃーす！！！！｣｣｣｣
研磨の取り合いは、とりあえず心配しなくて平気そうだな。
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キクラゲ(プロフ) - ナノハナさん» ナノハナさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！(^^)更新頑張っていきますので、これからもぜひよろしくお願いいたします。 (3月11日 7時) (
レス) id: c522cf4b3f (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ面白いです！！続きがとても待ち遠しくなります！頑張ってください！応援してます！ (3月10日 17時) (レス) @page21 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キクラゲ | 作成日時：2024年3月6日 7時
