14話 ページ16
次の日
皆は外へ走りに行ってるので
帰ってくる前にドリンクを作って待機しているのだが、
いつもより明らかに戻ってくるのが遅い
何かあったのかと考えていたら
歩きながらぞろぞろと戻って来るのが見えた。
A｢おー、おかえり
どうしたんだ皆して遅かっt………え？｣
リエーフ｢Aさん…ティッシュくらさい｣
研磨｢鼻がいひゃい、さいあくだよ…｣
珍しく研磨が
遅れずに皆と走り込みから帰ってきたと思ったら
A｢なんで研磨とリエーフは顔の中心真っ赤にして鼻血出してんだ…
ほら、ティッシュ。
鼻つまんで下向いてたのはえらいな、時々上向く奴いるからな…
他に怪我は？というか何があったんだよ…｣
黒尾｢木から降りれなくなった猫を肩車で助けようとしたら
バランス崩して受け身も取らず顔からいったらしい。｣
リエーフ｢でも、鼻以外特に問題ないっす！！
研磨さん、練習の続きしましょう！！！｣
研磨｢え゛｣
A｢お前ら二人は鼻血完全に止まるまで練習禁止だよ。
座って大人しくしてなさい。｣
リエーフ｢えぇ〜！！！｣
研磨｢…ふぅ｣
めちゃくちゃに残念そうなリエーフと、
鼻血出しながらトスを上げずに済んだ事にほっとする研磨。
リエーフ｢俺は鼻血くらいどうって事無いっす！！
研磨さんが無理なら、別の人に…！｣
それでも練習に参加しようとするリエーフ
練習したい気持ちはすごいわかる。けど、
A｢この後国平高校と練習試合なんだから
完全に止まるまで大人しくしてろ、絶対安静だ
無理に動き回って貧血でぶっ倒れたらどうするんだ。｣
リエーフ｢うっ……｣
A｢…リエーフだって、
せっかくの練習試合デビュー逃したくないだろ？
止まれば別に練習していいんだから、そう焦る必要ないよ。｣
リエーフ｢…！
ウッス！！！｣
無事に納得してくれたようで
大人しく休憩する研磨の横に座るリエーフ。
黒尾｢ウチのマネージャーは飴と鞭の扱い方がお上手なようで｣
夜久｢あの威圧感あるA、久々に見た気すんな〜
前にあったのは山本が捻挫してんの隠してた時だったっけ？｣
山本｢げっ夜久さん！！思い出させないでくださいよ…
あん時のA…まー怖ぇのなんのって…………｣
黒尾｢あいつ自身
自分が無理して脚壊してるから…な………
仲間に同じような道は絶対にたどってほしくないんだろ。｣
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キクラゲ(プロフ) - ナノハナさん» ナノハナさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！(^^)更新頑張っていきますので、これからもぜひよろしくお願いいたします。 (3月11日 7時) (
レス) id: c522cf4b3f (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ面白いです！！続きがとても待ち遠しくなります！頑張ってください！応援してます！ (3月10日 17時) (レス) @page21 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キクラゲ | 作成日時：2024年3月6日 7時
