12話 ページ14
その後のインハイ予選では
2回戦目で去年の優勝校とあたり、
音駒はベスト8で終わった。
＿＿＿＿＿＿＿
黒尾｢集合！｣
練習終わり、クロの声掛けを合図に監督の元へ集まる。
猫又｢再来週の土曜日
近所の国平高校を招いて、練習試合を行う。｣
夜久｢この時期に…ですか？
梟谷グループの合宿も近いのに、珍しいですね。｣
猫又｢＿で、だ。
リエーフ、お前その試合出てみろ。｣
一同｢｢ええーっ！？！？｣｣
コーチや虎の驚きはまだしも
あのクロすらも、死んだ顔してる。
リエーフ｢マジですか！任せてください！！｣
直井｢いや、監督…
リエーフはまだトスに合わせるのすら難しいですし
試合はまだ………｣
猫又｢研磨。
時間作って、リエーフにトスを上げてやれ｣
今まで以上に、リエーフに時間を割きなさいってことかぁ…
研磨｢え…無理…。｣
リエーフ｢無理ってどういうことですか！？｣
研磨が嫌そうな顔をするも、猫又監督は気にせずに
｢以上！頑張んなさーい｣と、終了させた。
黒尾｢だとさ。｣
研磨｢………A｣
手伝ってくれ、あわよくば代わってくれとでも言いたそうな研磨
A｢ごめんな研磨、手伝ってやりたいのは山々なんだが、
俺は合宿に向けてマネとしての仕事あるから…｣
俺は激しく動かなければいいから、トスをあげるだけとか
レシーブ練習のために高い位置からジャンプせず軽く打つだけとか、
動き回ることじゃなければ大抵問題なくできる。
だが、今は今日の練習記録＋過去の記録整理＋
インハイのプレー分析＋合宿に向けての準備等
色々とあるのであまり余裕が無い。
黒尾｢研磨、お前はすぐAに甘やかしてもらおうとするな。｣
そう言ってクロは研磨の頭に軽くチョップした。
研磨｢あいてっ
む…………。｣
＿＿＿＿
その後記録整理をしながら研磨達の方を見ると
山本｢ダハハハ！wwwナイスヘッド！ww｣
リエーフ｢1人時間差です｣ｷﾘｯ
夜久｢…ある意味大物だな………｣
だいぶ苦戦しているようだった。
研磨｢………。｣
ふとこちらに気づいた研磨が
助けろ、手伝え、もう無理だ、と言わんばかりの
視線を送ってきたが
黒尾｢こら。｣
研磨｢あいて｣
またクロにチョップ食らって渋々トスを上げ続けていた。
＿＿＿＿＿
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キクラゲ(プロフ) - ナノハナさん» ナノハナさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！(^^)更新頑張っていきますので、これからもぜひよろしくお願いいたします。 (3月11日 7時) (
レス) id: c522cf4b3f (このIDを非表示/違反報告)
ナノハナ - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ面白いです！！続きがとても待ち遠しくなります！頑張ってください！応援してます！ (3月10日 17時) (レス) @page21 id: 137f80559f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キクラゲ | 作成日時：2024年3月6日 7時
