story52 ページ9
エマside
エマ「シスター今何歳?
生まれた時から家畜なの?」
シスター「大人の女性に年齢を聞くなんて…
……と言いたいところだけど、26よ」
2019年生まれ?
シスター「
2014年生まれ…
シスター「そして彼女も同じ農園
え?!
シスター「そう記録で見たわ」
あの本より前に生まれたママでさえ
ノーマン(ママもシスターも「外」出身ではないのか…)
ノーマン「「外」は見たことあるんですか?」
シスター「ないわ」
?!
シスター「アラ 嘘でも「ある」って言うと思った?ないわよ(やっと表情変えた♡)
でも「外」に人間はいる
あなた達の食料は
でも服や道具は「外」から運んでくる人間がいるのよ」
エマ「道具…?」
ノーマン「オモチャとか……本とか?」
シスター「そう あとは家具やテスト機材ね」
それが本当ならミネルヴァさんの本も…!
シスター「一度だけ本部で見たわ
彼ら奴らと対等だった
食われない人間も「外」にはいる
そこに紛れなさい」
“食われない人間”…?!
本当ならミネルヴァさんが生きている可能性だって高まる
ノーマン(本当なら…ね 生まれた時から家畜で「外」を見たこともない)
エマ「じゃあシスターは鬼がいつからいる……とか世界がどうしてこうなった……とか知らないの?」
シスター「“鬼”?ああ 連中のことね 知らないわ」
エマ「この農園はどこにあるの?」
シスター「知らない」
ノーマン「農園周辺の
シスター「それは知ってる大したことないわ
発信器に頼ってロクな人数配置してないし巡回すらしていないはずよ」
確かに静かだった…でもこれは多分嘘だ……そんなに甘いはずがない……
シスターside
ノーマン「ありがとうございました」
シスター「もういいの?」
ノーマン「はい おやすみなさい」
賢い子達…
嘘か本当かわからない情報にがっついて不用意に尻尾を掴ませたりしない
こいつは、こいつらはわかっている
「証拠」を掴ませない限り
でもね…
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華藍(プロフ) - おもしろい!! (2022年12月24日 18時) (レス) @page26 id: 66eddf5a91 (このIDを非表示/違反報告)
文月 夜月 - とても面白いです!何日間かかけて一気読みしました!更新頑張ってください!応援しております! (2022年4月3日 15時) (レス) @page26 id: 58af1c9cba (このIDを非表示/違反報告)
YUYU86108480(プロフ) - コメント失礼します。このお話を読ませていただいてます!とても面白くて一気に読んでしまいました!!更新頑張って下さいね!! (2021年1月4日 15時) (レス) id: 046d470967 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白夜 | 作成日時:2020年6月14日 22時